SANSUI CD-3
¥28,000(1960年代後半頃?)
解説
2ウェイ及び3ウェイのマルチアンプ構成が可能なチャンネルディバイダー。
CD-3ではプラグイン・ユニット方式を採用しており、ユニットを差し替えることでクロスオーバー周波数を変更させています。
500Hz及び3.4kHzのユニットが付属しています。
他のクロスオーバー周波数が必要な場合は別売りのプラグインユニットを使用します。また、簡単なCRの取り付けで自由に設定できる周波数ユニット用基板が付属しています。
遮断特性は18dB/octとなっています。
12dB/octが必要な場合は別売りプラグインユニットに含まれている裸基板に作成します。
左右の低域、中域、高域の各出力をそれぞれ単独に調整する事が可能です。
クロスオーバーインジケーターを採用しており、ユニットの挿入ミスによるスピーカー破壊などの事故を防げます。
外観は黒パネルと木製キャビネットで構成されています。
機種の定格
| 型式 | チャンネルディバイダー |
| 出力 | 3V(定格) 5V(最大) |
| チャンネル数 | 2/3ch |
| 全高調波歪率 | 0.1%以下 |
| ハム及び雑音 | -70dB以下(定格出力時) |
| 定損失 | 1dB以内 |
| 入力インピーダンス | 100kΩ |
| 負荷インピーダンス | 10kΩ以上 |
| チャンネルディバイダーユニット | クロスオーバー周波数:500Hz、3.4kHz オプション:159、230、340、700、900、1.3k、1.8k、2.4k、4.5k、6k、8k クロスオーバー周波数誤差:±10% 遮断特性:18dB/oct(12dB/octに変更可能) |
| 機能 | プラグイン方式によるチャンネルディバイダーユニット クロスオーバー周波数インジケーター ダイレクト出力端子 |
| 使用半導体 | トランジスタ:2SC693(F)x18 ダイオード:SE-0.5a x2 |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 4.5VA |
| 外形寸法 | 幅235x高さ155(ゴム足含まず)x奥行236mm |
| 重量 | 4.2kg |
.webp)