SANSUI SAX-150
¥31,900(1969年7月発売)
解説
パーソナル用途を目標とした低価格FM/AMレシーバー。
チューナー部のフロントエンド部はFETと3連バリコンを採用しています。
また中間周波数増幅段は3段構成となっており、低歪率・高感度化を図っています。
パワーアンプ部はシリコントランジスタを用いた準コンプリメンタリー回路を採用しています。
FMステレオインディケーター、FMオートリニアスケール、テープモニタースイッチ、ラウドネスコントロールなどを搭載しています。
機種の定格
| 型式 | FM/AMレシーバー |
| <オーディオ部> | |
| ミュージックパワー(IHF) | 17W(4Ω) 14W(8Ω) |
| 実効出力 | 6.5W/6.5W(4Ω) 5W/5W(8Ω) |
| 全高調波歪率 | 1%以下 |
| 混変調歪率(60Hz:7kHz=4:1) | 1.5%以下 |
| パワーバンドウィズ(IHF) | 30Hz~25kHz(歪率1%) |
| 周波数特性 | 25Hz~30kHz ±2dB(常用出力、Aux、over all) |
| チャンネルセパレーション | Phono:40dB以上(1kHz) Aux:40dB以上(1kHz) |
| ダンピングファクター | 20以上(8Ω) |
| 負荷インピーダンス | 4Ω~16Ω |
| ハム及び雑音(IHF) | Phono:65dB以上(クローズドサーキット) |
| 入力感度/インピーダンス (定格出力電圧に対し、1kHz時) |
Phono:3.0mV±3dB/50kΩ Aux:180mV±3dB/100kΩ Tape mon(pin):180mV±3dB/100kΩ |
| 録音出力(定格入力に対し) | Tape Rec(pin):180mV±3dB Tape Recorder(din):30mV±3dB |
| トーンコントロール | Bass:±10dB(50Hz) Treble:±8dB(10kHz) |
| ラウドネス(Volume-30dB) | 50Hz:+8dB 10kHz:+3dB |
| <FMチューナー部> | |
| 受信周波数 | 76MHz~90MHz |
| 感度 | 2.5μV(S/N20dB、MOD30%) |
| 実用感度(IHF) | 5.5μV |
| 全高調波歪率 | 1%以下 1.5%以下(MPX時) |
| S/N比 | 50dB以上 |
| 選択度 | 35dB |
| キャプチャーレシオ(IHF) | 3.5dB |
| イメージ比 | 45dB |
| セパレーション | 30dB(入力60dB、1kHz) |
| 不要輻射 | 34dB以下 |
| アンテナ入力インピーダンス | 300Ω平衡 |
| <AMチューナー部> | |
| 受信周波数 | 535kHz~1,605kHz |
| 実用感度(IHF) | 51dB/m(フェライトバーアンテナ) |
| 選択度 | 20dB(1,000kHz) |
| イメージ比 | 35dB |
| IFリジェクション | 45dB以上(1,000kHz) |
| <その他> | |
| 使用半導体 | トランジスタ:26個 ダイオード:18個 |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 35VA(最大出力時) |
| 外形寸法 | 幅400x高さ120x奥行280mm |
| 重量 | 6kg |
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