
SANSUI MX-10
¥28,100(1960年代頃)
解説
6回路の入力を同時にミキシング出来るプロフェッショナル用ミキサーアンプ。
3本のマイク、1台のプレイヤー、1台のテープ、その他の入力を同時にミキシングできます。
ヘッドアンプ部分に直流点火が採用されており、ハムやノイズを防いでいます。
また、出力回路にはカソードフォロアー方式を採用しており、コードの延長によるハムの混入を防いでいます。
ハイカットフィルターとローカットフィルターを搭載しています。
VUメーターを搭載しています。
MT9P型のピンを持つ指定のマッチングトランス(A-603・50kΩ:600kΩ)の着脱が自由に行えるため、ハイ(50kΩ)とロー(600Ω)インピーダンス型の2種類のマイクが使用できます。
機種の定格
型式 | ミキサーアンプ |
周波数特性 | 30Hz~15kHz -1.5dB以内 20Hz~20kHz -3.0dB以内 |
ゲイン | Mic1、2、3:+70dB Tape head:+62dB Phono MAG:+53dB Phono X-tal:+41dB Aux:+10dB |
SN比 | Mic1、3、3:-50dB以上 Tape head:-47dB以上 Phono MAG:-50dB以上 Phono X-tal:-50dB以上 Aux:-55dB以上 |
歪率 | 1%以内(出力1V、Mic) |
出力インピーダンス | カソードフォロワー型ローインピーダンス |
トーンコントロール | ローブースト:+16dB(50Hz) ローカット:+16dB(50Hz) ハイブースト:+19dB(10kHz) ハイカット:-12dB(10kHz) |
使用真空管 | 12AX7:5本 12AT7:1本 6X4:1本 |
消費電力 | 40VA |
外形寸法 | 幅444x高さ144x奥行195mm |
重量 | 6.4kg |