SANSUI BA-150
¥53,900(1971年頃)
解説
音の透明さを追求し、スピーカーシステムの能力を発揮させることをテーマに開発されたステレオパワーアンプ。
回路構成は、2段差動増幅、プラス・マイナス2電源による全段完全直結、OCl方式を採用しています。
温度補償専用トランジスタと差動アンプ安定化回路、さらに速断ヒューズのパワートランジスタ保護とSCRによるスピーカー保護を搭載しており、安全性・安定度を高めています。
エミッター・フォロワーの入力回路、バリスタ使用の入力リミッター回路、4段に切替えられる左右別々のVUメーターを搭載しています。
入出力回路は左右それぞれ2系統搭載しており、左右別々のフェイズ切替えスイッチとレベルアジャスターを搭載しています。
ヘッドホンジャックを装備しています。
機種の定格
| 型式 | ステレオパワーアンプ |
| 実効出力 | 65W/65W(4Ω) 45W/45W(8Ω) |
| ミュージックパワー(IHF) | 150W(4Ω) 120W(8Ω) |
| 全高調波歪率 | 0.2% |
| 混変調歪率 | 0.2% |
| パワーバンドウィズス(IHF) | 10Hz~30kHz |
| 周波数特性 | 20Hz~80kHz |
| ハム及び雑音 | 80dB |
| ステレオセパレーション | 50dB |
| 入力感度/インピーダンス | 0.7V/100kΩ |
| 負荷インピーダンス | 4Ω~16Ω |
| ダンピングファクター | 35(8Ω) |
| 消費電力 | 300W |
| 外形寸法 | 幅415x高さ127x奥行278mm |
| 重量 | 10.8kg |