オーディオの足跡

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AU-α307の画像
 解説 

電源部の強化によって高いダイナミックパワーを獲得したプリメインアンプ。

コンプリメンタリー回路を採用した電源方式では、センタータップのバラツキや負荷電流の不平衡電流が流れており、音質に悪影響を与えていました。
これを改善するため、センタータップとアースの間にグランド・スタビライズド・サーキットを採用しており、スパイクノイズを合理的に排除しており、これにより大出力時だけでなく、小出力時においても聴感上のSNを向上しています。

パワーアンプ部は、電力増幅段の終段に、ハイスピード・パワートランジスタを採用し、3段ダーリントン・コンプリメンタリー・プッシュプルで構成しています。
また、ドライバー段には初段トランジスタによる差動増幅と2段目のコンプリメンタリー・プッシュプル回路を採用したディスクリート構成となっています。

High/Low切替付MCフォノイコライザーを搭載しており、MCカートリッジの出力インピーダンスに対応しています。

OFFポジション付RECセレクターを搭載しています。

機種の定格
型式 インテグレーテッドアンプ
<パワーアンプ部>
実効出力(10Hz~20kHz、両ch動作) 75W+75W(6Ω)
65W+65W(8Ω)
全高調波歪率(実効出力時) 0.05%以下(8Ω)
周波数特性(1W) 1Hz~200kHz +0 -3dB
SN比(Aネットワーク) 105dB以上
<プリアンプ部>
入力感度/インピーダンス(1kHz) Phono MM:3.5mV/47kΩ
Phono MC:420μV(Low:22Ω、High:100Ω)
CD、Tuner、Line、Tape Play:200mV/47kΩ
Phono最大許容入力 MM(THD 0.1%):130mV
周波数特性 Phono MM:20Hz~20kHz ±0.5dB
CD、Tuner、Line、Tape Play:1Hz~200kHz +0 -3dB
SN比(Aネットワーク) Phono MM:80dB以上
Phono MC:65dB以上
CD、Tuner、Line、Tape Play:105dB以上
トーンコントロール Bass最大変化量:±8dB(50Hz)
Treble最大変化量:±8dB(10kHz)
サブソニックフィルター 16Hz(-3dB)、6dB/oct
ラウドネス +10dB(50Hz)、+4dB(10kHz)
<総合>
定格消費電力 170W
外形寸法 幅430x高さ136x奥行311mm
重量 9.0kg