SAE E101
¥230,000(1982年頃)
解説
コンピューター・ダイレクトライン設計によって高精度・多機能化を図ったパラメトリックイコライザー。
E101ではプリアンプP101と同じく信号経路のストレート化を図っています。
また、レベル、帯域幅および中心周波数の指令、メモリー、呼び出しにコンピューターコントロールを採用しています。
2バンド構成のステレオパラメトリックイコライザーを搭載しています。
各バンドごとに10種類のパターンをメモリーできます。
レベルは15通り、周波数は16通り、帯域幅は8通りが選択できます。
フォノソースからのノイズを減少させ、低周波限界付近でのブーストを解消させるローカットフィルターを搭載しています。
デジタルディスプレイを搭載しており、メモリー、レベル、帯域幅、周波数をそれぞれ表示できます。
機種の定格
型式 | パラメトリックイコライザー |
周波数特性 | 20Hz~20kHz ±0.25dB |
全高調波歪率 | 0.02%以下(20Hz~20kHz) |
混変調歪率 | 0.02%以下(20Hz~20kHz) |
SN比 | 100dB(定格出力時、IHF-A) |
定格出力 | 2.50V RMS |
入力インピーダンス | 100kΩ |
出力負荷インピーダンス | 600Ω(minimum) |
挿入損失 | 1dB以下(at0dB) |
外形寸法 | 幅483x高さ88.9x奥行317.5mm |
重量 | 9kg |