ROTEL RA-810
¥55,000(1970年代前半頃)
解説
2電源方式、全段直結のパワーアンプ回路を採用したプリメインアンプ。
プリアンプ部は、ローノイズのシリコントランジスタによる3段直結回路とE-E帰還によって安定度の高いイコライザー特性が保たれています。
また、PNPトランジスタだけの3段直結回路を採用しているのでノイズが減少しています。
テープレコーダーから他のテープレコーダーへの録音が容易なダビング回路を搭載しています。
スピーカーやトランジスタを守る保護回路を採り入れているため、スピーカー端子のショートなどによる事故からスピーカーやトランジスタ等を守ります。
機種の定格
| 型式 | ソリッドステートステレオアンプ |
| <メインアンプ部> | |
| ミュージックパワー(IHF) | 4Ω:180W 8Ω:125W |
| 実効出力(RMS) | 4Ω:60W+60W 8Ω:40W+40W |
| 高調波歪率 | 40W出力:0.3%(20Hz~20000Hz) |
| 混変調歪率 | 40W出力:0.2% |
| 周波数特性 | 4Hz~75,000Hz、+0 -3dB |
| 出力帯域特性 | 5Hz~50,000Hz |
| ダンピングファクター | 35(8Ω) |
| 入力感度/インピーダンス | 1V/33kΩ |
| スピーカーインピーダンス | 4Ω~16Ω |
| <プリアンプ部> | |
| 出力電圧 | 1V~3V |
| 高調波歪率 | 0.1% |
| 周波数特性 | 3Hz~50,000Hz、+0 -3dB |
| S/N比 | Phono1、2:65dB AUX1、2、Tape In:75dB |
| 残留雑音 | 0.5mV |
| 入力感度/インピーダンス | Phono1:2mV/50kΩ Phono2:2、4、8mV/30、50、100kΩ Tuner、AUX1、2、Tape In:115mV/40kΩ Tape DIN:330mV/100kΩ |
| イコライザー | RIAA標準カーブからの偏差±0.5dB以内 |
| ラウドネス | 50Hz:+10dB 10kHz:+4dB |
| ハイフィルター | 10kHz:-10dB |
| ローフィルター | 50Hz:-10dB |
| ミューティング | 10kHz:-20dB |
| Bass | 50Hz:±10dB |
| Treble | 10kHz:±10dB |
| <総合> | |
| 電源電圧 | 100V、117V、220V、240V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 130W |
| 外形寸法 | 幅420x高さ140x奥行304mm |
| 重量 | 10kg |