ROR E3
¥57,000(2台1組、1982年発売)
解説
モニター用に開発されたミニ・モニター・スピーカー・システム。
ユニットには12cmコーン型ユニットを搭載しています。
キャビネットにはノースキャロライナ州に産生している樫の木を厳選して採用しています。
また、キャビネットの組立には日本建築の伝統的手法でもある「さねつぎ」を採り入れ、ネジや釘を使用せずに圧力をかけてきっちりと組み上げています。
また、ネットは厚手のフォーム・プラスチックを四角く切って採用しています。
入力端子部にはEQ端子を設けてあり、入力ターミナルのプラスサイドを2つ設けたことで、イコライザーをつないだ状態とイコライザーを外した状態とに使い分けが出来るようになっています。
しっかりした音楽バランスで、再生周波数特性ができるだけフラットになるよう調整されたイコライザーを外すと、一種のアンビエンス・コントロールになり、中音域で4dB能率がアップする設計となっています。これにより、より正確な特性のコントロールを実現しています。
機種の定格
方式 | 1ウェイ・1スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 全帯域用:12cmコーン型 |
周波数特性 | EQ in:85Hz~16kHz EQ out:95Hz~13kHz |
能率 | EQ in:89.5dB EQ out:91dB |
入力 | EQ in:連続25W、ピーク250W EQ out:連続15W、ピーク150W |
公称インピーダンス | 8Ω |
外形寸法 | 幅165x高さ165x奥行135mm |
重量 | 1.9kg |