オーディオの足跡

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Reference IIの画像
 解説 

Rolf Kelchの第一作目にあたるリファレンスアナログターンテーブル。

駆動部はダブルモーターによるベルトドライブ方式となっています。
駆動モーターにはクォーツコントロールシンクロナスモーターを2基使用しており、15kgの重量級プラッターを駆動するのに十分な起動トルクを得ています。

シャーシには重量級シャーシを採用しており、低い周波数の振動の影響を排除しています。
素材はシャーシ及びフローティングボディにMDFを仕様しており、適所に顆粒状の金属で出来たバラストを配することで重量級ボディを実現しています。

フローティングにはダブルサスペンション構造を採用しています。
モーターがマウントされているベースシャーシには金属製の支柱が3本立っており、そこから伸びる3本のリーフサスペンション(板バネ)によってボディ全体をフローティングさせています。さらにプラッターを支える軸受部のブロックは3点支持のスパイクでフローティングボディに接しており、さらに軸受そのものはワイヤーサスペンションでフローティングしています。
このダブルサスペンション構造によって様々な周波数の振動をカットしています。また、リーフサスペンションは最低共振周波数を可変することが可能となっており、低域のチューニングに威力を発揮します。

トーンアームは最大で2基装着できます。
2基ともロング(12inch)とショート(9inch)が選択できます。購入時には指定されたトーンアーム用のアームベースが一枚標準装備されていました。

電源部はアイソレーショントランスを搭載しており、別筐体で独立させることで電源による振動の影響を排除しています。

内蔵ストロボによる速度アジャスト機能を搭載しています。
ストロボはスイッチ操作で消灯できます。

回転数は3スピードに対応しており、スイッチによる切換え式となっています。

ディスクスタビライザーが付属しています。

別売りオプションとしてダストカバーがありました。

機種の定格
型式 レコードプレイヤー
回転数 33・1/3、45、78r/min
フラッター 0.03%
速度変化 0.1%以下
ランブル 83.4dB(coupler)
73.8dB(disk)
外形寸法 幅600x高さ250x奥行610
重量 66kg(総重量)
15kg(アウタープラッター重量)
付属 指定したトーンアーム用に加工されたアームベース
別売 ダストカバー(¥65,000)