オーディオの足跡

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FM3の画像
 解説 

シンプルなデザインと高い受信能力をもたせたFMステレオチューナー。

FM3はフロントパネルにチューニングノブが一つだけ設けられたシンプルなデザインを採用しており、ボリューム、ステレオ/モノ切換、モノホールド、電源ON/OFF等はQUAD33で操作する設計となっています。

RF及び周波数変換ステージにはプロテクティッド・デュアルゲートMOS-FETを採用しており、IFステージとデコーダー部にはICを使用しています。
チューニングは周波数直線型3連バリコンを用いることで高い安定度を得ており、AFCを必要としません。また、必要な帯域幅を確保・維持するためセラミックフィルターを採用しています。

オーディオ出力は受信プログラムに従って5ピンDINプラグのピン3と5にモノラルまたはステレオの左右チャンネル信号が供給されます。さらにピン1にはステレオデコーダーを通過していないモノラル信号が出力されています。

FM3では局間雑音抑制回路は自由に調節できる設計となっており、ノイズ抑制レベルの調整はリアパネルで行うことができます。
この調整は、強い局と局の間を完全に沈黙させることから、全ての信号と雑音を受信する状態まで調節できるようになっており、近距離局だけを聞く場合や遠距離局を聞きたい場合にも対応しています。

フロントノブはチューニングの他にスケール内のステーションマーカーをセットする際にも使用します。チューニングノブを押して指針をそれぞれのマーカーに噛み合わせ、そのままノブを回してチューニングします。

チューニングインジケーターには1955年にQUADが開発したツインランプ式を採用しており、シンプルかつ高精度な選局が可能です。

日本国内で販売されたFM3は特別仕様として受信周波数とスケールが調整されています。

機種の定格
型式 FMチューナー
受信周波数 76MHz~90MHz
感度 グラフ参照
アンテナ入力 75Ω同軸及び300Ω平衡
フルリミッティング 2μV以下より
イメージリジェクション 56dB
IFリジェクション 80dB
400kHz選択度 46dB
キャプチャーレシオ 3dB
IFバンド幅 ±120kHz:-3dB以下
±400kHz:-60dB以上
38kHz以上の出力 -56dB
周波数特性 20Hz~15kHz ±1dB
チャンネルセパレーション 40dB(1kHz)
歪率 0.3%(1kHz、±40kHz)
ディビエーション
出力 100mV(30%変調)
ソースインピーダンス 5kΩ
推奨ロードインピーダンス 50kΩ以上
推奨ロードキャパシティ 1000pF以下
ディエンファシス 50μs
電源 AC100V~125V/200V~250V、50Hz/60Hz
消費電力 6VA
外形寸法 幅260x高さ92x奥行165mm
マウント時キャビネットパネルの裏面より140mm
(コネクターのためにさらに64mm必要)
重量 2.7kg