オーディオの足跡

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RTA-11tの画像
 解説 

これまでに培ったノウハウを結集して開発したRTAシリーズのトールボーイ型スピーカー。

低域には6500シリーズの16.5cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットは特殊加工のポリマーをベースとした3層ラミネート構造となっています。

さらに低域には20cmパッシブラジエーターとしてサブバスラジエターを2個搭載しています。
直径の小さなスピーカーは過渡特性がより速く、音も締まり、拡散性も良いかわりにベースが不足します。これに対し直径を大きくするとパワフルになり、より低音も得られるかわりに、鈍く、ぼやけた音になります。
ポークオーディオではこのラジエーターをウーファーユニットと組み合わせることで、タイトなレスポンスを保持しつつ低音再生を可能にしています。
さらに、各ラジエーターの形状を変えることで音域を分割し、より迫力のある低音再生を可能にしています。

高域には2.5cmドーム型ツィーターであるSL2000を搭載しています。
シルバーコーティング・ワイヤーを使用しています。また、振動板には超軽量のポリアミドが使用されており、小型のダイアフラムによって指向性をほぼ180゜に拡大しています。

エンクロージャーのユニットレイアウトはラインソーススピーカーシステムと名付けられた仮想同軸配置としています。このレイアウト音像定位に優れ、部屋の床や天井の悪影響を受け難いという利点があります。
外観の仕上げは2種類のバリエーションがあり、5JRはウォルナット仕上げ、5JR-BKのブラックフィニッシュとなっています。

機種の定格
方式 2ウェイ・3スピーカー・パッシブラジエーター方式・トールボーイ型
使用ユニット 低域用:16.5cmコーン型(6500シリーズ)x2
高域用:2.5cmドーム型(SL2000)
その他:20cmコーン型パッシブラジエーターx2
周波数特性 18Hz~26kHz
インピーダンス
出力音圧レベル 94dB
許容入力 250W
クロスオーバー周波数 2.5kHz
外形寸法 幅265x高さ990x奥行265mm
重量 25kg