Pioneer PE-201
¥14,000(1978年発売)
解説
厳選した素材を使用し、再生音に対する影響を徹底的に追求した20cmコーン型フルレンジユニット。
コーンには浅型カーブドコーンを採用しており、優れた指向特性と素直な中音域再生を実現しています。さらに、中高域の分割振動を抑えるために、音響制動剤が塗布されています。
また、エッジには波形クロスエッジを採用しています。
磁気回路には直径140mmのフェライトマグネットを採用しています。またポールピースには純銅キャップを採用することで歪の低減を図っています。
ボイスコイルにはアルマイト絶縁処理が施されたアルミリボン線を採用しています。
このボイスコイルは、従来のボイスコイル線に比べてボイスコイル間の空間が少なく、磁気回路内の導体占有率が高いため効率が良くなっています。
センターキャップにはジュラルミン製のものを採用しています。さらに、高域の分割振動を抑えるため内側に特殊制動処理が施されています。
フレームにはアルミダイキャストフレームを採用しています。
取付金具が付属しています。
機種の定格
型式 | 20cmコーン型フルレンジスピーカー |
インピーダンス | 8Ω |
最低共振周波数(fo) | 40Hz |
再生周波数特性 | fo~20kHz |
最大入力 | 50W |
定格入力 | 25W |
出力音圧レベル | 93dB/W/m |
Qo | 0.45 |
空隙総磁束 | 160,000maxwell |
空隙磁束密度 | 11,000gauss |
等価質量 | 15.5gr |
有効振動半径 | 76.5mm |
バッフル開口 | 196φmm |
外形寸法 | 直径214x奥行77mm 直径272x奥行79.5mm(取付金具使用時) |
重量 | 3.75kg |