Pioneer PAX-20F
¥5,400(1960年代後半頃?)
解説
同軸型の高級タイプとして開発された20cm複合型2wayスピーカーユニット。
それまでのパイオニアではコーン型ツィーターを用いたPAX-20A/Eやリフレックスホーンツィーターを用いたPAX-20Gを発売していましたが、PAX-20Fはさらに高い性能を求めるユーザー向けとして開発されました。
低域にはコーン型ウーファーを採用しています。
エッジには特殊なダンプ材を塗布したクロスエッジを採用しています。
高域には指向性と音質の向上を図った長方形ホーン型ツィーターを組み合わせています。
ホーンにはイコライザー付きのアルミダイキャスト製ホーンを採用しています。
また、ホーン開口部はウーファーコーンに対して軸上からずらしてあり、干渉歪を防いでいます。
機種の定格
| 型式 | 20cm2ウェイ複合型スピーカー |
| インピーダンス | 8Ω、16Ω |
| 最低共振周波数(fo) | 30Hz~50Hz |
| 再生周波数特性 | fo~20kHz |
| 最大入力 | 15W |
| 定格入力 | 10W |
| 出力音圧レベル | 99dB/W |
| 等価質量 | 14g |
| Qo | 0.52(fo=45Hz) |
| クロスオーバー周波数 | 3.5kHz |
| 総磁束 | ウーファー:85,000maxwell ツィーター:13,000maxwell |
| 磁束密度 | ウーファー:9,100gauss ツィーター:9,000gauss |
| 取付穴寸法 | 193mm |
| バッフル開口 | 172mm |
| 外形寸法 | 直径216x奥行143mm |
| 重量 | 3kg |
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