Pioneer AS-252
¥18,000(1台、1975年頃)
解説
25cmウーファーと、ドーム型のミッドレンジ、トゥイーターを組合わせた3ウェイスピーカーシステムキット。
低域には25cmコーン型ウーファーを採用しています。
このユニットの磁気回路には110φmmのフェライトマグネットを採用しており、さらにポールには銅キャップを装着することで歪を減少しています。また、ボイスコイルボビンには耐熱性のあるアルミ板を使用することで耐入力の向上を図っています。
中域には4.8cmドーム型ミッドレンジを採用しています。
振動板には40μ厚の硬質ジュラルミンを使用しており、ポリウレタン発泡体を用いて保持することで、振動系のコンプライアンスを高くしています。
高域には2.6cmドーム型トゥイーターを採用しています。
振動板には50μ厚のアルミ蒸着ホイルを用いたドーム型ダイアフラムを採用しており、ドームの形状と特殊フィンの効果によって高域における指向特性を改善しています。
中域、高域用のレベルコントロールを装備したネットワークが付属しています。
AS-252は、エンクロージャーキットAE-250と専用バッフルEB-252を組合わせることでスピーカーシステムを構築できます。
機種の定格
型式 | 3ウェイスピーカーシステムキット |
キット部品 | 25cmコーン型ウーファー 4.8cmドーム型ミッドレンジ 2.6cmドーム型トゥイーター ネットワーク(レベルコントロール付) その他 |
<AS-252+AE-250+EB-252の特性> | |
キャビネット型式 | 密閉型 |
インピーダンス | 8Ω |
周波数特性 | 40Hz~20kHz |
出力音圧レベル | 89dB/W |
最大入力 | 40W |
クロスオーバー周波数 | 900Hz、6kHz |
重量 | 15.8kg |