Pioneer X-A55MD
オープン価格(¥36,800円前後、1998年1月21日発売)
解説
MD、CD3枚チェンジャー、テープ、FM/AMの4つの音楽ソースに対応したミニコンポ。
レシーバー/プレイヤー部
簡単シンクロ録音機能としてA.S.E.S.(Auto Synchro Editing System)機能を搭載しており、CDからMD、CDからテープ、MDからテープ、テープからMDへの4つのパターンを快適に録音・編集できます。
この機能では好みの順番でプログラム再生しながら自動録音することも可能です。また、3枚のCDの1曲目だけを連続して録音するレンタルA.S.E.S.機能も搭載しています。
サウンドモーフィング機能を搭載しています。
この機能では自分の好みや音楽に合わせてジョグダイヤルを回すだけで音質や音場の変化が楽しめます。サウンド(プリセット)、イコライザー、ズームサラウンド、P.Bassの4種類のモードでコントロールができ、8,360通りの組み合わせから好みの音質を設定できます。
しかもサウンドがジョグに合わせて変化していく様子を大型ディスプレイに表示しています。
CDチェンジャー部は再生中でも他2枚のディスクを交換できます。
また、ランダムプレイや32曲ステッププログラムプレイ機能を搭載しています。
MDデッキ部は25曲ステッププログラムプレイやモノラル2倍長時間録音などの機能を搭載しています。
ジョグダイヤルによるMD編集機能を搭載しており、ムーブ/ディバイド/イレース/オールイレース/プログラムムーブなどのMD基本機能をジョグダイヤルで行うことで手軽なMD編集を実現しています。
さらに、簡単に名前が入力/登録できる2つのネーム機能を採用しており、カタカナ/アルファベット/数字/記号を使って1タイトル100文字までネームが設定できます。また、あらかじめ用意されたネームリストの中から好みのタイトルを選択することで簡単に名前がつけられます。
MDデッキ部にはサンプリングレートコンバーターを搭載しており、DATなどのデジタル録音に対応しています。
カセットデッキ部にはノイズリダクションシステムとしてドルビーBタイプNRを搭載しています。
また、±15曲のミュージックサーチ機能やオートテープセレクターを搭載しています。
アンプ部に高効率アンプを採用することで省エネ化を実現しています。
タイマー機能を搭載しておりWake-Up/Rec/Sleepが選択できます。
スピーカー部
スピーカー部にはバスレフ方式の2ウェイスピーカーを採用しています。
低域には15cmコーン型ウーファーを搭載し、高域には5.2cmコーン型ツィーターを搭載しています。
その他
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | ステレオシステム |
<アンプ部> | |
実用最大出力 | 50W+50W(6Ω、EIAJ) |
<チューナー部> | |
受信周波数 | FM:76.0MHz~108.0MHz AM:522kHz~1,700kHz(9kHz/10kHzステップ切換) |
<MDデッキ部> | |
周波数特性 | 8Hz~20kHz |
SN比 | 101dB(再生時) |
サンプリング周波数 | 44.1kHz |
ワウフラッター | 測定限界以下 |
機能 | サンプリングレートコンバーター(32kHz/44.1kHz/48kHz) |
<CD部> | |
チャンネル数 | 2チャンネルステレオ |
プログラムステップ | 32ステップ |
<カセットデッキ部> | |
トラック方式 | 4トラック・2チャンネルステレオ |
ミュージックサーチ | ±15曲 |
ノイズリダクション | ドルビーBタイプNR |
<スピーカー部(S-A550-LR)> | |
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:15cmコーン型 高域用:5.2cmコーン型 |
周波数特性 | 40Hz~20kHz |
インピーダンス | 6Ω |
最大入力 | 50W(EIAJ) |
<総合> | |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 95W 1W以下(スタンバイ時) |
外形寸法 | 全体:幅658x高さ300x奥行336mm X-A55MD:幅270x高さ300x奥行336mm S-A550-LR:幅194x高さ300x奥行214mm |
重量 | 全体:13.2kg X-A55MD:8.0kg S-A550-LR:2.6kg(1台) |
付属 | ワイヤレスリモコン |