オーディオの足跡

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S-55twinSDの画像
 解説 

バーチカルツイン・システムの特徴を踏襲しつつ、スピーカーシステムとしての完成度を高めたS-55twinの改良型スピーカーシステム。

バーチカルツイン・システムを採用しており、2つのウーファーを使用することで低音再生を改善しています。
また、2つのウーファーの音響エネルギーが、トゥイーターの軸に一致するため、低音域から高音域まで音のつながりが滑らかで指向性、位相特性に優れたものとなっています。
さらに、ユニットだけにとどまらず、エンクロージャーの補強材、バスレフ・ダクトまで上下対称にレイアウトしたことにより、エンクロージャー内部で発生する縦方向の定在波の干渉が少なくなり、低音域の解像度を向上しています。

低域には、高剛性コーンに高分子フィルムをラミネートした14cmのコーン型ウーファーを2個採用しています。
TVモニターに隣接セッティングしても、色ムラなどの発生しにくい設計となっています。

高域には、カーボン純度99.9%の2.5cmセラミックカーボン振動板を用いたドーム型トゥイーターを採用しています。
磁気回路にはアルニコマグネットを使用しています。

各ユニットの振動がフレームを通じてバッフルに伝わるのを防ぐため、ミッドシップマウント方式を採用しています。
各ユニットの磁気回路をインナーバッフルに固定しており、これによりユニットからの不要な振動の伝達を低減することができ、バッフルの不要振動が抑えられています。
また、音の反射や回折現象を低減するため、バッフル板はラウンドバッフルを採用しており、さらにバッフル面にはスエード仕上げを施してあります。

スピーカーターミナルは、バイワイヤリングに対応しており、低域用と高域用の回路を分離することによりそれぞれ専用のコードで給電することが可能です。

別売りでスピーカースタンドCP-55がありました。このスタンドはネジ留めによりS-55twinSDとの一体化が可能です。
また、さらに砂袋(ポリ袋)が付属しており、これを脚部の中に入れるなど、音響的なチューニングが可能です。

機種の定格
方式 2ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁設計
ユニット 低域用:14cmコーン型x2
高域用:2.5cmドーム型
インピーダンス
再生周波数帯域 45Hz~40000Hz
出力音圧レベル 91dB/W/m
最大入力 120W(EIAJ)
クロスオーバー周波数 3500Hz
外形寸法 幅236x高さ524x奥行298mm
重量 11.3kg
別売:スピーカーベース CP-55(2台1組、¥18,000)
外形寸法 幅310x高さ498x奥行350mm
重量 5.8kg