オーディオの足跡

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model2404の画像
 解説 

model2402の実績とデータをもとに、model2251の開発で培ったTAD最新のシステム化技術を投入して開発されたスタジオモニター・スピーカーシステム。

低域には40cmコーン型ウーファーであるTAD TL-1601cを搭載しています。
TL-1601cでは、特殊鋳造法によって従来は個別のパーツであったヨーク、プレート、フレームを一体成型した構造を採用しています。さらに、センターポールをヨークにネジ止めすることによってユニットの徹底した高剛性化を実現しています。また、磁気回路にはアルニコマグネットを採用しており、二次高調波歪を抑えるとともに強力な磁束密度を達成しています。
さらに振動板に特殊なエージング処理を施すことで強靭で耐久性にも優れたコーンを実現しています。

高域にはドライバーTAD TD-4003とホーンTAD TH-4003を組み合わせたユニットを搭載しています。

TD-4003は、音波の位相乱れを防ぐフェイジングプラグにアルミニウム素材による円環状のスリットを搭載した新設計のコンプレッションドライバーとなっています。
振動系には軽量・高剛性の10cm口径ベリリウムダイアフラムを、磁気回路には20,000ガウスの高磁束密度が得られるネオジウムマグネットを採用しており、広帯域再生と優れたリニアリティを実現しています。さらに、高域での拡散性を配慮してスロート経を39mmに設定し、ダイレクト給電ターミナルによる内部での交流磁束や音圧の影響を軽減しています。

TH-4003にはAPAXIAL(Asymmetrical Pattern, Axis & Level)手法と波面コントロール技術が導入されており、上下非対称なホーン形状となっています。指向角は水平80゜、垂直30゜に設定されており、滑らかな出力音圧特性を得るとともに、上下方向の指向性制御を積極的に行っています。これにより低域での反射を少なくするとともにフィンを排除し、ウーファーとの上下の音源位置を近くすることを可能にしています。
また、ホーン上部にはAFAST(Acoustical Filter Assisted System Tuning)を採用しており、音響管によってホーン特有の共振を吸収し、ピッチ(音の高さ)による音像の前後の移動を解消しています。

model2404はネットワーク部が別売となっており、バイワイヤリングに対応した専用ネットワークユニットDN-2404が販売されていました。
DN-2404では、ユニットの位相特性を高精度に合わせることで、システムとしてスムースな位相特性を実現しています。また、寄生静電容量による不要電流を低減するCGR(Capacitive Gap Reduction)システムを採用しています。
このDN-2404は、エンクロージャー内部の磁束や音圧の影響を受けないようにするため、外付け方式を採用しています。

機種の定格
方式※DN-2404装着時 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
使用ユニット等 低域用:40cmコーン型(TL-1601c)
高域用:ホーン型(TD-4003+TH-4003)
再生周波数帯域 28Hz~20kHz
許容入力 定格200W
最大500W
インピーダンス
出力音圧レベル 95dB
最大出力音圧レベル 122dB/m
クロスオーバー周波数 650Hz
外形寸法 幅660x高さ798x奥行678mm
エンクロージャー奥行:480mm
重量 93kg
別売 専用ネットワークユニット DN-2404(1台、¥100,000)