Pioneer CS-X1
¥20,000(1台、1972年頃)
¥24,000(1台、1977年頃)
解説
設置場所を選ばないコンパクト設計を採り入れたスピーカーシステム。
低域には16cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットには直径100mmのフェライトマグネットを用いた磁気回路や特殊制動材をコーティングしたFBコーン、リニアリティに優れた特殊発泡ウレタンエッジなどを採用しており、小型ながらスケールの大きな低音再生を実現しています。
また、磁気回路のセンターポールに純銅キャップを装着することで磁気回路に起因する歪を低減しています。
高域には2.5cmドーム型トゥイーターを搭載しています。
このユニットには30μ厚の超硬質ジュラルミン製ダイアフラムを採用しており、前面のディフューザーと相まって周波数特性と指向特性を改善しています。
エンクロージャーは完全密閉型となっており、内部には300g以上の吸音材を挿入することで共振や定在波の発生を防いでいます。
外観はブラジリアンローズウッドのオイル仕上げが施されています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:16cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 40Hz~20kHz |
出力音圧レベル | 82.5dB/W/m |
最大入力 | 40W |
クロスオーバー周波数 | 2kz |
外形寸法 | 幅190x高さ297x奥行210mm |
重量 | 5.2kg |