Pioneer CS-R30
¥21,500(1台、1973年頃)
解説
Rシリーズの2ウェイスピーカーシステム。
低域には25cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板のコーン部には特殊なコーティングが施されており、さらにジュラルミン製センターキャップを装備しています。
磁気回路には110mmφのフェライトマグネットを採用しています。また、アルミ板ボビンを用いたロングボイスコイルや純銅キャップ装着センターポールによって大振幅時の非直線歪や磁気歪を抑えています。
高域にはホーン型トゥイーターを搭載しています。
このユニットは単体販売されていたホーン型トゥイーターPT-8Dと同等品で、ポリエステル系樹脂材にアルミ蒸着した振動板を採用しています。
ネットワーク部のウーファーユニット側にはCR補償回路が挿入されており、高域に向かって上昇するインピーダンス変化を抑えています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
赤色のグリルが標準で付属しています。また、別売で茶色と青のグリルがありました。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:25cmコーン型 高域用:ホーン型 |
インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 45Hz~20kHz |
出力音圧レベル | 92dB/W |
最大入力 | 40W |
クロスオーバー周波数 | 4.2kHz |
外形寸法 | 幅330x高さ570x奥行268mm |
重量 | 12kg |
別売 | 交換用グリルネット PP-30BN(茶色、ペア、¥2,100) PP-30BE(青色、ペア、¥2,100) |