Pioneer CS-770A
¥66,000(1台、1974年頃)
解説
CS-770の改良型に当るフロア型スピーカーシステム。
低域には30cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットにはパイオニア独自の製法による新しいコーン紙を採用しています。また、余裕あるエンクロージャーと磁気回路の強化によって優れた過渡特性を得ています。
中低域には16cmコーン型ミッドバスを搭載し、中高域には10cmコーン型ミッドレンジを搭載しています。
これらのユニットにはフェライトマグネットによる磁気回路と新開発コーン紙を採用しており、優れた過渡特性と低歪率を実現しています。
高域にはマルチセラータイプのホーン型トゥイーターを搭載しています。
エンクロージャーにはパーチクルボードを使用しており、バスレフ設計となっています。
また、内部には吸音材による仕切りを設けられており、定在波の発生を防ぐとともに十分なバスレフ効果を得ています。
マルチアンプ用の端子を搭載しており、スイッチの切換によって2ウェイ・3ウェイのマルチアンプ駆動が可能です。
機種の定格
方式 | 4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・フロア型 | ||||
使用ユニット | 低域用:30cmコーン型 中低域用:16cmコーン型 中高域用:10cmコーン型 高域用:ホーン型 |
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インピーダンス | 8Ω | ||||
再生周波数帯域 | 30Hz~20kHz | ||||
出力音圧レベル | 97dB/W/m | ||||
最大入力 | 80W | ||||
クロスオーバー周波数 |
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外形寸法 | 幅485x高さ790x奥行395mm | ||||
重量 | 32kg |