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CS-610の画像
 解説 

低域にカーボンファイバー振動板を採用した3ウェイスピーカーシステム。

低域にはカーボンファイバー振動板を用いた25cmコーン型ウーファーを搭載しています。
カーボンファイバーはレーヨン繊維やアクリル繊維、ピッチ系繊維などを原料とし、それを数段階にわけて炭化させたものです。CS-610では、ウーファーのコーン紙にアクリル繊維を原料とするカーボンファイバーを使用しており、軽量であると同時にガラス繊維と同等の比強度(強度/密度)を得ると共に4倍以上の比弾性率を獲得しています。
また、磁気回路には大型フェライトマグネットを採用しています。

中域には4.8cmドーム型ミッドレンジを搭載しています。
振動板には40μ厚の超硬質ジュラルミンダイアフラムを使用しており、さらにドーム前面に設けられた放射状フィンとディフューザーの併用によって優れた指向特性を得ています。
また、磁気回路の内部チャンバーに数種類の吸音材を封入して切れの良い低域特性を実現しています。さらにセンターポールとヨーク中央にバックチャンバー直結の通気孔を設け、振動板背面の内部定在波を防止しています。
ドームの中心保持にはハイコンプライアンスのポリウレタン発泡体を採用しており、foを低くするとともに優れたリニアリティを得ています。

高域には2.5cmドーム型トゥイーターを搭載しています。
振動板には30μ厚の超硬質ジュラルミンダイアフラムを採用しており、ミッドレンジ同様前面の放射状フィンとディフューザーによって優れた指向特性を得ています。また、ダイアフラムの中心保持に発泡ポリウレタンをしようし、ハイコンプライアンス化と低歪率化を実現しています。

ネットワーク部には高透磁率の大型フェライトコアや高耐圧のコンデンサーを採用しています。また、トゥイーターには定損失の非常に少ないマイラーフィルムコンデンサーを採用しています。
ウーファーにはインピーダンス補正回路を採用しており、過渡特性が向上しています。

中域・高域用にレベルコントロールを搭載しています。

エンクロージャーには板厚20mmの硬質パーチクルボードを使用しています。また、エンクロージャー内部は吸音材で仕切りを設けた構造となっており、中低音域の音質向上と定在波発生を防止しています。
外観はウォルナットのオイル仕上げとなっています。

機種の定格
方式 3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型
使用ユニット 低域用:25cmコーン型
中域用:4.8cmドーム型
高域用:2.5cmドーム型
インピーダンス
再生周波数帯域 35Hz~20kHz
出力音圧レベル 91dB/W/m
最大入力 60W
クロスオーバー周波数 850Hz、5.5kHz
外形寸法 幅350x高さ610x奥行300mm
重量 19kg