Pioneer CS-100
¥96,000(1971年頃)
解説
大型フロアタイプの3ウェイスピーカーシステム。
低域には大型の磁気回路を採用した38cmコーン型ウーファーを搭載しています。
また、中域には16cmコーン型ミッドレンジを2個並列に使用しています。
高域にはホーン型トゥイーターを搭載しています。
このユニットは単体販売されていたPT-7と同等のもので、アルミダイキャスト製角型エクスポネンシャルホーンにより、指向特性を改善しています。また、ダイヤフラムにはアルミ軽合金を使用しており振動系の軽量化を図っています。
中域と高域に3段階切換式のレベルコントロールを搭載しています。
このレベルコントロールでは、好みにあわせてIncrease、Normal、Decreaseの3種類の切換が可能です。
エンクロージャーは30mm厚の板材を用いた完全密閉構造となっており、共振などによる音質低下を防いでいます。
また、外観は天然木ブラジリアンローズウッドのオイル仕上げが施されています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・4スピーカー・密閉方式・フロア型 |
使用ユニット | 低域用:38cmコーン型 中域用:16cmコーン型x2 高域用:ホーン型 |
インピーダンス | 8Ω ※カタログによって16Ωの表記もあり |
再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
出力音圧レベル | 97dB/W |
最大入力 | 60W |
外形寸法 | 幅600x高さ960x奥行445mm |
重量 | 63kg |