Pioneer PL-M12
¥28,500(1974年頃)
解説
海外でベストセラーとなったマニュアル式レコードプレイヤー。
駆動方式にはベルトドライブを採用しています。
トーンアームには、低重心にすることで慣性モーメントを高めたS字型トーンアームを採用しており、音溝の複雑な4chレコードの再生や軽針圧カートリッジの演奏に対応しています。
また、カムとスプリングで構成したアンチスケーティング機構を搭載しており、片すべりが防止されるとともに歪を低減しています。
その他にもラテラルバランサーや直読式ウェイトを備えています。
特殊ゴムによるインシュレーターを採用しています。
レコードや針先を傷めるのを防ぐため、アームエレベーション機構を採用しています。
針先の適正位置が正確に確認できるようオーバーハングチェッカーを採用しています。
4ch再生にも発展できるよう、低容量出力コードを採用しています。
フリーストップヒンジ付ダストカバーを採用しています。
機種の定格
型式 | レコードプレイヤー |
モーター | 4極シンクロナス型モーター |
駆動方式 | ベルトドライブ方式 |
ターンテーブル | 30cm径アルミ合金ダイキャスト製 |
回転数 | 33・1/3、45rpm |
回転ムラ | 0.08%以下(WRMS) |
S/N比 | 50dB以上 |
トーンアーム | スタティックバランスS字型パイプアーム |
アーム有効長 | 221mm |
オーバーハング | 15.5mm |
針圧可変範囲 | 0~3.5g |
取付カートリッジ最大自重 | 10g |
カートリッジ | MM型(PC-110) |
針圧 | 1.5g~2.5g |
出力 | 3.5mV(1kHz、50mm/s) |
付属機構 | アンチスケーティング機構 アームエレベーション オーバーハングチェッカー インシュレーター 針圧直読式ウェイト |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 11W |
外形寸法 | 幅430x高さ164x奥行362mm |
重量 | 7.2kg |