Pioneer PL-31E
¥42,500(1972年頃)
解説
アウターローターモーターや高感度S字型トーンアームを組み合わせたベルトドライブプレイヤー。
モーターには振動や雑音の発生を押さえ、定速、トルク、耐久性の強化を図った、4極ヒステリシスシンクロナスアウターローターモーターを採用しています。
これにより回転ムラを低減し、より正確な回転を実現しています。
トーンアームには実効質量の低減と新サポート方式の採用から誕生したS字型スタティックバランス方式パイプアームを採用しています。
このアームには磁気反発方アンチスケーティング機構やラテラルバランサー、軽量化を図ったヘッドシェルを搭載し、より高い性能実現しています。
出力コードには低容量コードを採用し、超高域での減衰を低減しています。
ターンテーブルには、一点ごとに厳密なチェックが施された30cm径アルミ合金ダイキャスト製ターンテーブルを採用しており、シャフトの高精度仕上げによってランブルやワウ・フラッターの発生を低減しています。
本体重量と一体設計による高さ調節が可能なインシュレーターを搭載しています。
オーバーハングチェッカーやスタートレバー連動のアームエレベーション機構、モーター停止時は速度切換えができないベルト保護のための安全装置を搭載しています。
機種の定格
型式 | レコードプレイヤー | ||
モーター | 4極ヒステリシスシンクロナスアウターローターモーター | ||
駆動方式 | ベルトドライブ | ||
ターンテーブル | 30cm径アルミ合金ダイキャスト製(重量1.3kg) | ||
回転ムラ | 0.08%以下(WRMS) | ||
SN比 | 50dB以上 | ||
回転数 | 33・1/3、45rpm | ||
カートリッジ | MM型(PC-15) | ||
トーンアーム | スタティックバランス型S字型パイプアーム | ||
付属機構 | エレベーション機構 速度切換レバーロック 磁気反発型アンチスケーティング機構 オーバーハングチェッカー ラテラルバランサー 大型インシュレーター |
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外形寸法 | 幅484x高さ185x奥行417mm | ||
重量 | 9kg | ||
別売 |
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