Pioneer PDR-D7
¥124,000(1998年発売)
解説
CD-RとCD-RWに対応したCDレコーダー。
CDに採用されている44.1kHzだけでなく、DATやDVDなどで使用されているサンプリング周波数32/48kHzに対応するため、サンプリングレートコンバーターを搭載しています。
録音が終了した後、自動的にファイナライズを行う自動ファイナライズ録音を含む、デジタル・シンクロ・レコーディング機能を搭載しており、CD、MD、DATなどのデジタルソースを録音する際、送り出し側に合わせて、自動的に録音・停止動作を行います。
また、デジタル・オート・フェーダー機能も搭載しており、フェードイン/フェードアウトを自動的に実行出来ます。
新開発のストラテジー・コントロールICを搭載しており、ランニングOPC動作と組み合わせる事で記録時にレーザーパワーと記録ストラテジーを常に最適化しています。これにより失敗の無い録音を可能にしています。
Hi-bit・レガート・リンク・コンバーションを搭載しており、ディスクに記録された信号をもとに40kHzまでの音楽信号を生成し、リアルな音質を再現しています。
また、CDフォーマットを超えた量子化数24ビットを実現しており、理論的に人間の聴力の限界までダイナミックレンジを拡大しています。
さらに、正確な音楽信号伝送を追及するためパイオニア独自の設計思想Zコンセプトを採用しており、デジタル信号の時間軸方向の揺らぎを解消しています。
マルチビットDACと1ビットDACの長所を備えたマルチビット方式のDAC24を採用しています。
振幅方向に8段階のレベルを持たせることで24ビットの高解像度を獲得しており、Hi-bit・レガート・リンク・コンバーションによって拡大されたデータを忠実に変換し、40kHz以上の帯域で120dB以上の解像度を達成しています。
3極インレットコードを採用しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | CD-R/CD-RWレコーダー |
使用ディスク | CD、CD-R、CD-RW |
周波数特性 | 2Hz~20kHz |
再生S/N | 113dB(EIAJ) |
再生ダイナミックレンジ | 99dB(EIAJ) |
再生歪率 | 0.0017%(EIAJ) |
再生チャンネルセパレーション | 100dB |
録音S/N | 92dB |
録音ダイナミックレンジ | 92dB |
録音歪率 | 0.004% |
出力電圧 | 2V |
ワウ・フラッター | 測定限界(±0.001%W.Peak)以下(EIAJ) |
出力電圧 | 2チャンネル(ステレオ) |
デジタル出力 | 同軸出力:0.5Vp-p±20%(75Ω) 光出力:-15dBm~-21dBm(波長660nm) 周波数偏差:レベル2(標準モード) |
入力端子 | 光デジタル入力端子 同軸デジタル入力端子 ライン入力端子 |
出力端子 | 光デジタル出力端子 同軸デジタル出力端子 ライン出力端子 |
動作温度 | +5℃~+35℃ |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 16W |
最大外形寸法 | 幅420x高さ105x奥行385mm |
重量 | 5.4kg |
付属 | リモコン 光ファイバーケーブル オーディオコード 電源コード |