Pioneer CT-400
¥49,500(1979年頃)
解説
高い基本性能をベースに自動頭出し機構や留守録音機能、ドルビーなどの機能を装備したステレオカセットデッキ。
駆動部には安定性の高いハイトルクDCサーボモーターを搭載しています。
約1,400kg-cm2もの慣性エネルギーを得ている外径80mmの大型フライホイールや、精密加工を施したキャプスタン、新開発のツインベルト方式の相乗効果によって優れた回転性能を得ています。
PMS(Pioneer Music Select System)を搭載しており、再生中の曲の頭出しや次の曲の頭出しを素早く行えます。
レックミュート機構を搭載しています。
タイマースタートボタンを採用しており、別売りタイマーを組み合わせることで留守録音や目覚し再生が可能です。
ノイズリダクションシステムとしてドルビーシステムを搭載しています。
STD、CrO2、Fe-Crの3段式テープセレクターを装備しており、各種テープの特性を生かした録音・再生が可能です。
レベルメーターにはL/R対向縦型タイプを採用しています。
キュー&レビュー機構を搭載しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
ヘッド | 録再ヘッドx1 消去ヘッドx1 |
モーター | ハイトルクDCサーボモーター |
早巻き速度 | 90秒以下(C-60にて) |
回転ムラ | 0.05%以下(WRMS) |
周波数特性 | 一般、LHテープ:25Hz~15kHz/30Hz~14kHz ±3dB フェリクロームテープ:25Hz~17kHz/30Hz~16kHz ±3dB クロームテープ:25Hz~17kHz/30Hz~16kHz ±3dB |
SN比 | ドルビーOFF:54dB以上(一般/LHテープ) ドルビーON:64dB以上(5kHz以上、一般/LHテープ) ※クロームテープ使用時はさらに4.5dB向上(5kHz以上) |
歪率 | 1.5%以下(0dB) |
操作部 | ダイレクトチェンジ方式 |
入力 (感度/最大許容入力/インピーダンス) |
Mic:0.3mV/100mV/10kΩ、0.6mmφジャック (適合インピーダンス250Ω~10kΩ) Line:50mV/25V/75kΩ、ピンジャック |
出力 (基準レベル/最大レベル/インピーダンス) |
Line:450mV/50kΩ、ピンジャック ヘッドホン:60mV/8Ω、6mmφステレオジャック |
付属機能 | ドルビーシステム(LED表示付き) 自動頭出し(PMS、LED表示付き) レックミュート(LED表示付き) キュー&レビュー機構 テープセレクター(STD、CrO2、Fe-Cr) |
使用半導体 | IC:3個(モーター制御用:1個) トランジスタ:36個 ダイオード:25個(モーター制御用:1個) LED:4個 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 10W |
外形寸法 | 幅420x高さ143x奥行316mm |
重量 | 7.1kg |