Pioneer PC-110
¥6,000(1973年頃)
解説
軽量化を図ったMM型カートリッジ。
アルミ軽合金カンチレバーと、0.25mm径ダイヤモンド針の組み合わせにより、0.82mgの振動系を実現し、優れた特性を実現しています。
カンチレバーのダンパーには反発力の強い特殊ゴムを採用しています。
マトリックス系4chを歪無く再生するため、垂直方向にも充分なコンプライアンスを持たせ、高域での位相特性を改善させています。
機種の定格
型式 | MMカートリッジ |
構造 | 内部:スーパーパーマロイシールド 外部:インジェクションモールド |
針先 | 0.5mil |
振動系実効質量 | 0.82mg |
使用針圧範囲 | 1.8g~2.5g(2.2g適正) |
周波数特性 | 15Hz~25kHz ±3dB |
チャンネルセパレーション | 25dB以上(1kHz) 20dB以上(100Hz~15kHz) |
出力電圧 | 3.5mV(1kHz、50mm/s) |
出力バランス | 1.5dB以内(1kHz) |
ダイナミックコンプライアンス | 8.5x10-6cm/dyne(100kHz水平・垂直) |
スタティックコンプライアンス | 20x10-6cm/dyne |
垂直トラッキング角 | 20゜ |
出力インピーダンス | 2.5kΩ(1kHz) |
負荷抵抗 | 30kΩ~100kΩ |
取付寸法 | JIS及びEIA規格 |
交換針 | PN-110(¥2,200) |
外形寸法 | 幅18x高さ17.7x奥行き27.6mm |
自重 | 5.7g |