
Pioneer VSA-AX8
¥290,000(2001年11月発売)
解説
自動音声補正機能を搭載したマルチチャンネルアンプ。
自動音声補正機能として新開発のMCACC(Multi-channel Acoustic Calibration System)を搭載しています。
MCACCはAir Studiosとの共同プロジェクトで開発された機能で、従来は聴感に頼っていた音場補正を自動化しています。この機能ではテストトーンを測定する事で、接続有無判定やサイズ判定(ラージ/スモール)、相互距離補正、音圧レベル補正、音色補正(9分割された帯域で、差異の顕著な5つの帯域を自動選択して補正)を行います。
接続有無判定で接続されていないチャンネルがある場合には自動的に他のチャンネルへダウンミックス処理を行います。
サイズ判定ではスモールチャンネルの低域成分は他のラージスピーカーまたはサブウーファーへ振り分けます。
相互距離補正では、視聴位置を中心に各スピーカーが等価的に同じ距離になるよう遅延時間を補正します。
音圧レベル補正では、各スピーカーの能率や設置法によって異なる音圧レベルの差が±0.5dB以内になるよう補正します。
音色補正では、各チャンネルの周波数特性を補正します。
ルーカスフィルム社が提唱するホームTHXシステムの最高規格であるTHX Ultra2に対応しています。
サラウンドデコーダーはDTS96/24やドルビープロロジックIIなどに対応しています。
また、MPEG-2 AACデコーダーも搭載しています。
パイオニア独自の音場モードを搭載しています。
映画を楽しむためのAdvanced Cinemaモードと、音楽を楽しむためのAdvanced Concertモードを搭載しています。
D/A変換部にはΔΣ型の192kHz/24bitD/Aコンバーター(バーブラウン社製 PCM1738)を搭載しています。
A/D変換部には96kHz/24bit A/Dコンバーターを搭載しています。
アンプ部には独自のパワー素子であるA.D.E.(Advanced Direct Energy)MOS-FETを採用しています。
この素子は熱感応バイアス回路を内蔵したパワー素子となっています。バイアス回路の温度補償を出力素子と同一チップ化させる事で、再生音に影響を及ぼす熱時定数に起因する動作点変動を極小化し、優れた動作安定性を持っています。
また、A.D.E.MOS-FETを最適にドライブするA/Dアイソレーテッドアンプを搭載しています。
PGMボリュームを採用しています。
フレーム構造には新筐体構造として3次元スペースフレームを採用しています。
重量級の筐体を安定して支えると共に、回路間の相互干渉を抑えています。
D4端子に対応したビデオ回路を採用しています。
バーサタイルコンフィグレーション(バイアンプ機能)を搭載しています。
脚部にはTAOC製の専用インシュレーターを採用しています。
ディスプレイには4段階FLディマー機能を搭載しています。
RFディモジュレーターを搭載しています。
ファンクション・リネーム機能を搭載しています。
各回路毎に分離・独立したローカルレギュレーターを搭載する事で各回路間の相互干渉を抑えています。
電源部とパワー部のプリント基板には70μ銅箔を採用しています。
ローノイズ型のブリッジ整流ダイオードを採用しています。
ヒートシンクには低共振タイプのアルミ押し出しヒートシンクを採用しています。
入出力のピンジャック端子には金メッキ端子を採用しています。
また、スピーカー端子にはバナナプラグに対応した真鍮削り出しの金メッキ端子を採用しています。
ミッドナイトリスニングモードを搭載しています。
OFF機能付きのビデオセレクト機能を搭載しています。
ダブル電源スイッチを採用しており、省電力設計となっています。
液晶操作ガイド表示付きのAVプリセット学習リモコンが付属しています。
このリモコンはMCACCのセットアップマイクが組み込まれています。
機種の定格
型式 | AVアンプ |
実用最大出力 | 200Wx7(6Ω、EIAJ) |
AV入力 | 6系統 |
オーディオ入力 | 5系統 |
Phono入力 | 1系統(MM) |
マルチチャンネルダイレクト入力 | 7.1ch |
オーディオプリアウト | 7.1ch |
<オーディオ部> | |
THX規格 | Ultra2 |
対応サラウンドフォーマット | THX Surrond EX DTS/ES(96/24) MPEG-2 AAC Dolby Digital Dolby PrologicII Dolby Prologic |
サラウンドモード | Advanced Theaterモード (6モード:アクション、サイ-ファイ、ドラマ、ミュージカル、モノフィルム、X-Dシアター) 7-D/5-D Theater Advanced Concertモード (6プログラム:クラシカル、チェンバー、ジャズ、ロック、ダンス、Xchステレオ) ミッドナイトリスニングモード |
実用最大出力(サラウンド時、6Ω、1kHz、10%、EIAJ) | フロント:200W+200W センター:200W サラウンド:200W+200W サラウンドバック:200W+200W |
定格出力(サラウンド時、6Ω、20Hz~20kHz、0.09%) | フロント:150W+150W センター:150W サラウンド:150W+150W サラウンドバック:150W+150W |
周波数特性 | 5Hz~100kHz +0 -3dB |
全高調波歪率 | 0.09%(2ch時、20Hz~20kHz、150W、8Ω) |
SN比 | Line:105dB(IHF-A) D/A入力:115dB |
トーンコントロール | Bass:±6dB(100Hz) Treble:±6dB(10kHz) |
ミューティング | -∞ |
<入力端子> | |
デジタル | 同軸:2系統 光:4系統 (PCM/Dolby Digital/DTS/MPEG-2AAC兼用、入力設定変更可能) DolbyDigital RF:1系統 |
オーディオ入力 | 5系統(CD、Tuner、CD-R/Tape1/MD、Tape2、Monitor、Phono) マルチチャンネル入力:1系統 |
AV入力 | 6系統(DVD/LD、TV/DVD、SAT、VCR1/DVR、VCR2、Video) ※コンポジット、S2-Video |
コンポーネントビデオ入力 | 3系統(入力設定変更可能) |
D端子 | 2系統:D4端子(入力設定変更可能) |
<出力端子> | |
スピーカー出力 | フロント:1系統 センター:1系統 サラウンド:1系統 サラウンドバック:1系統 ユニバーサルスピーカーB:1系統(使用用途設定可能) |
プリアウト出力 | フロントL/R、センター、サラウンドL/R、サラウンドバックL/R:各1系統 サブウーファー:2系統 |
デジタル出力 | 光:2系統 |
オーディオ出力 | 2系統(CD-R/Tape1/MD、Tape2/Monitor) |
ビデオ出力 | 3系統(VCR1/DVR、VCR2、Monitor out) |
Sビデオ出力 | 4系統:S2端子(VCR1/DVR、VCR2、Monitor out1/2) |
コンポーネントビデオ出力 | 1系統(Monitor) |
D端子 | 1系統:D4端子(Monitor) |
<その他> | |
SR入出力 | 各1系統 |
ACアウトレット | 電源スイッチ連動:1系統 |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 615W(電気用品取締法) 0.65W(スタンバイ時) |
外形寸法 | 幅440x高さ202x奥行476mm |
重量 | 30.0kg |
付属 | 液晶操作ガイド付きAVプリセット学習リモコン |