Pioneer VSA-750
¥100,000(1990年発売)
解説
デジタル処理によるドルビープロロジック回路を搭載したAVアンプ。
方向性強調コントロール部とディレイ、変形Bタイプノイズリダクション部等をデジタル化したドルビープロロジック回路を搭載しています。
ディレイタイムは16msから30msまで2msステップで調整が可能で、設置条件に合わせた効果が得られます。また、センターチャンネルを2台のスピーカーに出力するデュアルセンター方式にも対応しています。
音場がプリセットされたDSPによるサウンドフィールドコントロールを搭載しています。
独自のコンピューターシミュレーション方式によって得られた著名な演奏会場の音場データをデジタルメモリー化しており、Hall/Jazz/Disco/Church/Theaterの5種類が楽しめます。
また、モノラルでもステレオ感が楽しめるSimulated
Surroundも搭載しています。
パワーアンプ部はフロント3チャンネルを同一パワー、同一クオリティのアンプで駆動する設計を採用しています。
また、信号経路を最短距離化したダイレクトコンストラクションをはじめ、振動の分散・減衰に優れたハニカムフレーム、ハニカムヒートシンクによる外部振動のシャットアウトなどの技術を投入し、高音質化を図っています。
ソースに含まれる低域周波数の信号成分から、自動的にその1/2の周波数の重低音を創り出すベースシンセサイザー回路を内蔵しており、低音の迫力をアップできます。
現在選択しているソースやダビングの設定、サラウンド動作などの情報をテレビ画面上に表示させられるオンスクリーンディスプレイ機能を搭載しています。
また、本体電源に関係なくセレクターを保持するファンクションバックアップを搭載しています。
5chプリアウトやサブウーファー出力を搭載しています。
学習型リモコンが付属しています。
ゴールドモデルの他にブラックモデルもありました。
機種の定格
型式 | ドルビープロロジックサラウンド内蔵AVアンプ | ||||
<オーディオ部> | |||||
実用最大出力(EIAJ、6Ω) |
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定格出力(Direct時、20Hz~20kHz) | 90W+90W(6Ω、0.02%) | ||||
S/N比 | Phono MM:72dB Line:96dB |
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入力感度/インピーダンス | Phono MM:2.5mV/50kΩ Line:150mV/30kΩ |
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周波数特性 | Phono MM:20Hz~20kHz ±0.3dB | ||||
出力レベル/インピーダンス | Tape Rec、VCR Rec:150mv/2.2kΩ | ||||
トーンコントロール | Bass:±8dB(100Hz) Treble:±8dB(10kHz) |
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ミューティング | -∞dB | ||||
<サラウンド部> | |||||
周波数特性 | 20Hz~7kHz +0 -3dB(Dolby Pro Logicポジション) | ||||
<ビデオ部> | |||||
入力感度/インピーダンス | VCR1、2、3、LD、TV/BS、Video:1Vp-p/75Ω | ||||
出力レベル/インピーダンス | VCR1、2、Monitor:1Vp-p/75Ω | ||||
周波数特性 | VCR1、2、3、LD、TV/BS、Video:10Hz~10MHz +0 -3dB | ||||
<S端子部> | |||||
入力感度/インピーダンス |
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出力レベル/インピーダンス |
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<総合> | |||||
消費電力(電気用品取締法) | 230W | ||||
外形寸法 | 幅420x高さ162x奥行427mm | ||||
重量 | 13.8kg | ||||
付属 | 多機能学習リモコン |