オーディオの足跡

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VSA-55の画像
 解説 

ドルビープロロジック回路を搭載したAVアンプ。

ドルビーサラウンドの基本となるドルビープロロジック回路のクオリティを重視し、主要回路のデジタル化を実現しています。
これにより、音の移動感やセリフの定位をはっきりさせるための方向性強調回路や、各チャンネルの音の明確さを保つための変形Bノイズリダクションなどをデジタル処理で行っています。また、音の広がりや余韻を加えるディレイ回路もデジタル化することでよりクリアなサラウンドを獲得しており、ドルビーデコード時の劣化を大幅に押さえ、よりリアルな再生を可能にしています。
さらに、センタースピーカーの追加で、より臨場感を高めた音場再生が楽しめる、3チャンネルロジックモードも搭載しています。

AVルームで劇場のような音の広がりやリアル感を楽しむためプロロジックシアターモードを搭載しています。
この回路ではドルビーエンコードソフトからデジタル処理プロロジック回路で取り出した信号をパイオニア独自のサウンドフィールドコントロールで音場処理するもので、より自然なサラウンドで楽しめます。

ソースにあった響きを加えて楽しめるサウンドフィールドコントロールを搭載しています。
これは、パイオニア独自のコンピューターシミュレーション方式によって世界の著名なホールや劇場の音響特性を解析し、そのデータをDSPに集約したもので、「Hall」「Jazz」「Dance」「Church」「Theater」「Simulated Surround」の6種類が選べます。
また、音場効果はエフェクトレベルコントロールで調節して好みのサラウンドにできます。

パワーアンプ部は全てのチャンネルをディスクリート構成としています。
特にフロント3チャンネルは同一の回路構成としています。

信号経路を短縮化したダイレクトコンストラクションや、外部振動を抑える5脚のハニカムインシュレーターなどパイオニアの技術を投入しています。

トーンコントロールの調整を記憶しておけるアコースティックメモリーや、別々のソースの音と映像をミックスして楽しめるビデオシグナルセレクター、一定時間で電源が切れるスリーブ機能などを搭載しています。
接続端子は、AV入力5系統、オーディオ入力5系統を搭載しており、さらに5チャンネルプリアウト端子や、サブウーファー用のダイレクト出力端子などを搭載しています。

専用の自照式学習リモコンが付属しています。

機種の定格
型式 ドルビープロロジックサラウンド内蔵AVアンプ
<オーディオ部>
実用最大出力(EIAJ、6Ω)
ステレオ時: 95W+95W
サラウンド時 フロント:80W+80W
センター:80W
リア:45W+45W
定格出力 フロント:60W+60W(20Hz~20kHz、0.02%、6Ω)
S/N比 Phono MM:76dB
CD、Tuner、Tape1/DAT1、Tape2、VCR1、2、LD、TV、Video:97dB
入力感度/インピーダンス Phono MM:2.5mV/47kΩ
CD、Tuner、Tape1/DAT1、Tape2、VCR1、2、LD、TV、Video:150mV/47kΩ
周波数特性 Phono MM:20Hz~20kHz ±0.3dB
出力レベル/インピーダンス Tape Rec:150mV/2.2kΩ
VCR Rec:150mV/2.2kΩ
トーンコントロール Bass:100Hz、±8dB
Treble:10kHz、±8dB
ミューティング -∞dB
<サラウンド部>
周波数特性 30Hz~7kHz +0 -3dB(Dolby Prologicポジション)
<ビデオ部(ピンジャック)>
入力感度/インピーダンス VCR1、2、LD、TV、Video:1Vp-p/75Ω
出力レベル/インピーダンス VCR1、2、Monitor:1Vp-p/75Ω
周波数特性 VCR1、2、LD、TV、Video:10Hz~10MHz +0 -3dB
<S端子部>
入力感度/インピーダンス LD、Video、VCR1
輝度信号:1Vp-p/75Ω
色信号:0.286Vp-p/75Ω
出力レベル/インピーダンス VCR1、Monitor
輝度信号:1Vp-p/75Ω
色信号:0.286Vp-p/75Ω
<総合>
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 195W(電気用品取締法)
外形寸法 幅440x高さ162x奥行417mm
重量 10.7kg
付属 自照式学習リモコン CU-VSA023