Pioneer SX-45
¥39,800(1970年頃)
解説
スイッチONでスカイブルーのダイヤルスケールが浮かぶ新デザインを採用したステレオレシーバー。
FMチューナーのフロントエンドには低雑音シリコントランジスタとFETを採用しています。
また、電波の弱い地域でも良好なS/Nで受信できるようシリコントランジスタと福同調IFTを組み合わせてIF部を構成しています。
AMチューナー部にはフェライトバーアンテナを搭載しています。
アンプ部はシリコントランジスタを用いたSEPP回路で、歪の低減を考慮したコンプリメンタリー回路をドライバー段に採用しています。
スピーカー用出力端子は2系統備えています。端子にはパイオニア独自のT形コンセント端子を採用しています。
DIN規格録再コネクターを搭載しています。
ラウドネスコンターやトーンコントロールを搭載しています。
機種の定格
型式 | ソリッドステート総合ステレオアンプ |
<チューナー部> | |
受信感度 | FM:2.5μV AM:10μV(IHF) |
受信帯域 | FM:76MHz~90MHz AM:535~1,605kHz |
回路方式 | FET、3連バリコン使用フロントエンド、レシオ検波、 スイッチング方式マルチ回路 アンテナ入力300Ω平衡型 |
付属回路 | AFC回路 ステレオインジケーター AM/FM共用チューニングメーター AMアンテナ |
<アンプ部> | |
回路方式 | SEPP-OTL |
ミュージックパワー | 34W(8Ω、歪率1%以下、1kHz) |
連続定格出力 | 12W+12W(8Ω、歪率1%以下、1kHz) |
出力帯域幅 | 30Hz~20kHz(歪率1%、IHF) |
S/N比 | Phono MAG:75dB Aux:85dB |
入力感度/インピーダンス | Phono MAG:3.6mV/50kΩ Tape Monitor:200mV/120kΩ Aux:160mV/100kΩ |
残留雑音 | 0.8mV以下(8Ω) |
出力端子 | スピーカー端子:2系統(A、B切換可能)、4Ω~16Ω、コンセント式 ヘッドホン端子 Tape rec端子 DIN規格Tape録再コネクター |
付属回路 | ラウドネスコンター トーンコントロール |
<総合> | |
使用半導体 | トランジスタ:31個 FET:1個 ダイオード他:26個 |
電源供給法 | シリコンダイオードによる両波整流 |
電源 | AC100V/117V、50Hz/60Hz |
最大消費電力 | 80W、85VA |
外形寸法 | 幅405x高さ139x奥行358mm |
重量 | 8kg |