オーディオの足跡

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SX-434の画像
 解説 

チューナー部、プリメインアンプ部に当時の最新技術を投入し、性能向上を計ったハイコストパフォーマンスレシーバー。

イコライザーアンプは、正確なRIAA偏差をもつ2段直結型を採用し、パワーアンプ部には全段直結純コンプリメンタリーOCL方式を採用しています。

チューナー部は、FMフロントエンドに低雑音FETと3連バリコンを、IF部に高集積度ICとセラミックフィルターを採用した回路構成となっています。
また、FM選局時の不快な局間ノイズを遮断するFMミューティングスイッチを採用しています。
ダイヤルスケールはワイドタイプで、FM目盛りはリニア(等間隔)スケールとなっています。

マイクミキシング回路により、レコード、テープ、FM、AM放送のプログラムソースと一緒に歌うことも可能です。
ミキシングされた信号はテープに録音も可能で、またプログラムソースの音量を最小に絞れば、マイクアンプとしても利用できます。

スピーカー端子はA、Bの2組を備えています。また、スイッチの切換えによりA、B、A+B、OFFの4ポジションに使い分けることができます。

機種の定格
型式 FM/AMステレオレシーバー
<FMチューナー部>
実用感度(IHF) 1.9μV
キャプチャーレシオ(IHF) 1.5dB
実効選択度(IHF) 60dB
S/N 70dB
イメージ妨害比(82MHz) 60dB以上
IF妨害比(82MHz) 90dB以上
スプリアス妨害比 75dB以上
AM抑圧比 50dB
高調波歪率 mono:0.2%以下
stereo:0.4%以下
周波数特性 20Hz~15kHz、+0.2 -2.0dB
50Hz~10kHz、+0.2 -0.5dB
ステレオセパレーション 1kHz:40dB以上
50Hz~10kHz:30dB以上
キャリアリーク抑圧比 40dB
アンテナ 300Ω平衡型、
75Ω不平衡型
ミューティング ON-OFF
<AMチューナー部>
実用感度(IHF) 15μV
選択度 35dB以上
S/N 50dB以上
イメージ妨害比 40dB以上
IF妨害比 50dB以上
アンテナ フェライトバーアンテナ
<アンプ部>
回路方式 差動1段全段直結純コンプリメンタリーOCL
実効出力
40Hz~20000Hz、両ch駆動: 15W+15W(4Ω)
15W+15W(8Ω)
1kHz、両ch駆動: 18W+18W(4Ω)
16W+16W(8Ω)
1kHz、片ch駆動 23W+23W(4Ω)
19W+19W(8Ω)
高調波歪率 実効出力時:0.8%以下
1W出力時:0.1%以下
混変調歪率 実効出力時:0.8%以下
1W出力時:0.1%以下
出力帯域幅(IHF、両ch駆動) 10Hz~70000Hz(歪率0.8%)
ダンピングファクター(1kHz、8Ω) 25以上
残留雑音(8Ω、プリ+パワーアンプ) 0.5mV以下
入力感度/インピーダンス Phono:2.5mV/50kΩ
Phono最大許容入力(rms/p-p):100mV/280mV
MIC:10mV/60kΩ
AUX:150mV/80kΩ
TapePB:150mV/80kΩ
TapePB(DIN端子):150mV/80kΩ
出力レベル/インピーダンス Tape Rec:150mV
Tape Rec(DIN端子):30mV/80kΩ
Speaker:A、B、A+B(4Ω~16Ω)
HeadPhone:4~16Ω
周波数特性 Phono(RIAA偏差):30Hz~15000Hz、±1dB
MIC、AUX、Tape PB:30Hz~25000Hz、±1dB
トーンコントロール Bass:+9dB、-8dB(100Hz)
Treble:+5dB、-7dB(10kHz)
ラウドネスコンター +10dB(100Hz)
+5dB(10kHz、ボリューム-40dB時)
S/N
(IHFショートサーキット、Aネットワーク)
Phono:70dB以上
MIC:70dB以上
AUX、Tape PB:90dB以上
<総合>
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力 60W
最大消費電力 110W
電源コンセント 電源スイッチ連動1、非連動2
外形寸法 幅430x高さ140x奥行347mm
重量 8.1kg