Pioneer SX-42
¥49,900(1965年頃)
解説
4トラックテープに対応したイコライザーも搭載したAM/FMマルチ総合ステレオアンプ。
チューナー部は3連バリコンを用いたRF同調型で、自励型テトロードフロントエンド、リミッター2段を含む中間周波4段、広帯域レシオ検波、AFC搭載となっています。
同調指示には新型のチューニングメーターを採用しています。
アンプ部には6BQ5を用いたプッシュプル回路を採用しています。
トーンコントロールやラウドネスコンター、ロー/ハイフィルターを搭載しています。
電源部にはシリコンダイオードによる倍電圧整流方式を採用しています。
ステレオインジケーターを搭載しています。
機種の定格
| 型式 | ステレオレシーバー |
| <チューナー部> | |
| 受信帯域 | FM:76MHz~90MHz AM:535kHz~1605kHz |
| 感度 | FM:2μV(IHF) AM:20μV(IHF) |
| アンテナ | FM:300Ωバランス型入力 AM:フェライトループスティックアンテナ自蔵 |
| セパレーション | 35dB以上(1kHz) |
| <アンプ部> | |
| 実効出力 | 15W+15W(1kHz、歪率1%以下) |
| ミュージックパワー | 20W+20W(IHF) |
| 周波数特性 | 20Hz~50kHz ±1dB |
| 残留雑音 | 1.5mV |
| 入力感度 (実効出力に要する入力電圧) |
MAG:2.7mV CER/X'tal:29mV Tape-head:1.8mV Tape-playback、Aux:200mV |
| イコライザー | Phono MAG:NF型RIAA Tape-head:NF型NARTB |
| トーンコントロール | CR型 |
| ラウドネスコンター | ON-OFF可能 |
| 出力端子 | スピーカー用:8Ω/16Ω切換型 ステレオヘッドホンジャック(アンプ動作時は常時使用可能、スピーカー端子ON-OFFスイッチ付き) Tape rec端子 DIN規格Tape録再コネクター |
| <総合> | |
| 使用真空管及びダイオード | 18球11石構成 6BQ5x4 12AX7x5 6C9x1 6BA6x2 6AU6x2 6BE6x1 6AV6x1 6AQ8x2 OA-70x4 OA-79x4 SD-1Ax2 IS85x1 |
| 電源電圧 | AC100V/117V(切換型)、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 154W(最大) |
| 外形寸法 | 幅445x高さ150x奥行440mm |
| 重量 | 15.7kg |