Pioneer SX-414
¥39,800(1972年発売)
解説
マイクミキシング機能を搭載したFM/AMレシーバー。
FMチューナー部はフロントエンドにFETと3連バリコンを採用しており、感度を向上させつつ妨害排除特性の向上を図っています。
また、ダイアルスケールには実効長200mmのロングスケールを採用しており、FM目盛は等間隔のリニアスケールとなっているため、選局がしやすくなっています。
また、シグナルメーターを搭載し、より正確なチューニングが可能となっています。
アンプ部はオールシリコントランジスタによる準コンプリメンタリーSEPP回路を採用しています。
ミキシングアンプを内蔵しており、マイクを使ってミキシングが出来ます。ミキシングされた信号は常にREC端子に出力されており、テープに録音が可能です。
プログラムソースとマイクはそれぞれ独立してレベルコントロールでき、ソースのボリュームをいっぱい絞れば、マイク拡声装置としても使えます。
また、マイクボリュームはスライドスイッチを兼ねており、ソースとマイクをミキシングして録音し、さらに同時再生する時はPULL OFFにします。
機種の定格
FM/AMステレオレシーバー | |||||
<FMチューナー部> | |||||
実用感度(IHF) | 2.3μV | ||||
キャプチャーレシオ(IHF) | 3.5dB | ||||
S/N | 65dB | ||||
イメージ妨害比(82MHz) | 55dB以上 | ||||
IF妨害比(78MHz) | 80dB以上 | ||||
スプリアス妨害比(82MHz) | 70dB以上 | ||||
AM抑圧比 | 45dB | ||||
高調波歪率(100%変調) | mono:0.6%以下 stereo:0.8%以下 |
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ステレオセパレーション(1kHz) | 40dB以上 | ||||
残留キャリアレベル | 35dB以上 | ||||
アンテナ | 300Ω平衡型、 75Ω不平衡型 |
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ミューティング | ON-OFF可能 | ||||
<AMチューナー部> | |||||
実用感度(IHF) | 15μV | ||||
S/N(30%変調) | 50dB以上 | ||||
イメージ妨害比(1MHz) | 45dB以上 | ||||
IF妨害比 | 35dB以上 | ||||
アンテナ | フェライトバーアンテナ | ||||
<アンプ部> | |||||
ミュージックパワー(IHF) | 50W(4Ω) 37W(8Ω) |
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実効出力 |
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高調波歪率 | 1%以下(実効出力時) | ||||
混変調歪率 | 1%以下(実効出力時) | ||||
出力帯域幅(IHF) | 20Hz~45000Hz | ||||
周波数特性 | 20Hz~70000Hz ±3dB | ||||
負荷インピーダンス | 4Ω~16Ω | ||||
ダンピングファクター | 40以上(8Ω、1kHz) | ||||
入力感度/インピーダンス(実効出力時、1kHz) | Phono:3mV/50kΩ MIC:4.5mV/50kΩ AUX、Tape Mon1、2:180mV/100kΩ |
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録音出力 | Tape Rec(ピンジャック):180mV DINコネクター:36mV |
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トーンコントロール | Bass及びTreble | ||||
イコライザー | RIAA S.T.D | ||||
ラウドネス(ボリューム-40dB時) | 100Hz:+9.5dB 10kHz:+5.5dB |
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ハム及び雑音(IHF) | Phono:75dB以上 AUX:85dB以上 |
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<総合> | |||||
定格消費電力 | 60W | ||||
最大消費電力 | 90W | ||||
外形寸法 | 幅431x高さ146x奥行347mm | ||||
重量 | 7.6kg |