Pioneer SA-60
¥41,000(1971年頃)
解説
マニアユースに必要な機能、内容を網羅した多用途型プリメインアンプ。
パワーアンプ部は準コンプリメンタリーSEPP回路を採用しています。
イコライザー回路はローノイズシリコントランジスタを使用した2段直結NFB型を採用しています。
また、トーンコントロールは使いやすいクリックストップ式となっています。
Tape、Phono、AUX等の入力端子はそれぞれ2系統ずつ搭載しています。
また、マイク入力も搭載しています。
リアパネルのスイッチでプリアンプ部とパワーアンプ部をわけて使う事ができます。
ハイ/ロー・フィルター、ラウドネスなどの付属回路を搭載しています。
機種の定格
型式 | ステレオプリメインアンプ | |||||||
<パワーアンプ部> | ||||||||
回路方式 | 励振段準コンプリメンタリー方式 | |||||||
ミュージックパワー(IHF) | 100W(4Ω) 70W(8Ω) |
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実効出力 |
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高調波歪率 | 0.5%以下(実効出力時) 0.05%以下(13W/13W出力時) |
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混変調歪率 | 0.5%以下(実効出力時) 0.09%以下(13W/13W出力時) |
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出力帯域幅(IHF) | 10Hz~50kHz | |||||||
周波数特性 | 15Hz~70kHz ±1dB | |||||||
入力感度/インピーダンス | 420mV/70kΩ(実効出力時、1kHz) | |||||||
負荷インピーダンス | 4Ω~16Ω | |||||||
ダンピングファクター | 30以上(8Ω、1kHz) | |||||||
<プリアンプ部> | ||||||||
出力電圧 | 実効出力時:1V 最大出力時:3V |
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高調波歪率 | 0.1%以下 | |||||||
周波数特性 | 20Hz~30kHz ±1dB | |||||||
入力感度/インピーダンス (実効出力時、1kHz) |
Phono1、2:2.3mV/50kΩ MIC:3.3mV/20kΩ Tuner、AUX1、2、Tape Mon1、2:200mV/95kΩ |
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録音出力 | Tape Rec(ピンジャック)1、2:200mV Tape Rec(DIN録再コネクター):30mV |
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トーンコントロール(3dBステップ) | Bass:50Hz、-15dB~+13dB Treble:10kHz、-10dB~+9.5dB |
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フィルター | Lowフィルター:-6dB(50Hz) Highフィルター:-8dB(10kHz) |
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ラウドネス(Volume -40dB) | 50Hz:+13dB 10kHz:+7dB |
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ハム、雑音 | Phono:80dB以上 AUX:95dB以上 |
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<総合> | ||||||||
消費電力 | 定格:50W 最大:145W |
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外形寸法 | 幅430x高さ145x奥行337mm | |||||||
重量 | 8.8kg |