オーディオの足跡

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QX-604の画像
 解説 

3方式(CD-4/RM/SQ)の4ch再生機能を搭載した4チャンネルレシーバー。

RM、SQの両マトリックスデコーダーと、CD-4ディスクリート4chを再生するディモジュレーターを内蔵しており、全ての4chソースの再生が可能です。また、2chソースもマトリックスデコーダーを通す事で効果的な再生が可能です。

CD-4ディモジュレーターは、PLLやFETを駆使して、周波数特性やセパレーションに充分な配慮が施されています。また、使用頻度の多いレコードでも雑音の発生を自動的に補正してS/Nを良くするASC回路を内蔵しています。

トーンコントロールは2重ボリュームを採用しており、Bass、TrebleともにFront、Rearを別々にコントロールできます。

3個のボリュームで構成したバランスコントロールの採用により、フロントの左右、リアの左右、前後の音量調整がコントロールできます。

FMフロントエンドにはFETを、IF部にはICとセラミックフィルターを組合わせており、妨害排除能力を改善しています。また、on/off切換式のFMミューティングを搭載しており、不要な遠距離局のカットが可能です。

4chのCD-4、RM、SQと2chの表示がモードスイッチの切換と同時にランプの点灯でダイアル面に表示されます。

ラウドネスコンターやヘッドホン端子を搭載しています。

機種の定格
型式 4チャンネルレシーバー
<FMチューナー部>
実用感度(IHF) 2.2μV
キャプチャーレシオ(IHF) 3dB
実効選択度(IHF) 45dB以上
S/N 65dB
イメージ妨害比(82MHz) 55dB以上
IF妨害比(78MHz) 80dB以上
スプリアス妨害比(82MHz) 85dB以上
AM抑圧比 50dB
高調波歪率 mono:0.6%以下
stereo:0.8%以下
ステレオセパレーション 40dB以上(1kHz)
キャリアリーク抑圧比 35dB以上
アンテナ 300Ω平衡型、
75Ω不平衡型
ミューティング ON/OFF可能
<AMチューナー部>
実用感度(IHF) 15μV
選択度 25dB
S/N 50dB
イメージ妨害比 45dB以上
IF妨害比 30dB以上
アンテナ フェライトバーアンテナ
<パワーアンプ部>
実効出力
20Hz~20kHz、2ch駆動: 10W+10W/10W+10W(8Ω)
1kHz、4ch駆動: 11Wx4(4Ω)
10Wx4(8Ω)
1kHz、2ch駆動: 15W+15W/15W+15W(4Ω)
13W+13W/13W+13W(8Ω)
1kHz、1ch駆動: 20W/20W/20W/20W(4Ω)
15W/15W/15W/15W(8Ω)
高調波歪率 1%以下(実効出力時)
混変調歪率 1%以下(実効出力時)
出力帯域幅(IHF) 4ch駆動時:15Hz~20kHz
2ch駆動時:10Hz~30kHz
周波数特性 10Hz~100kHz ±3dB
ダンピングファクター(1kHz、8Ω) 40
入力感度/インピーダンス Phono:2.5mV/100kΩ
Aux、Tape:180mV/90kΩ
出力レベル/インピーダンス Tape rec:180mV
Tape rec(DIN):30mV
Speaker:フロント1組、リア2組
Headphone:フロント用1組
トーンコントロール Bass:+13dB~-12.5dB(100Hz)
Treble:+11.5dB~-8.5dB(10kHz)
ラウドネスコンター(Volume -40dB時) +10dB(100Hz)、+5dB(10kHz)
S/N(IHF、ショートサーキット、
Aネットワーク)
Phono:70dB以上
Aux:90dB以上
<CD-4ディモジュレーター部>
入力感度/インピーダンス 2.5mV(1mV~5mV可変)/100kΩ
歪率 0.07%
セパレーション(標準信号1kHz印加時) Left~Right:50dB
Front~Rear:30dB
周波数特性 20Hz~15kHz
<総合>
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 80W(定格)
160W(最大)
外形寸法 幅525x高さ149x奥行360mm
重量 12.3kg