Pioneer C-73
¥50,000(1980年頃)
解説
カートリッジロード切換えスイッチを搭載したプリアンプ。
イコライザー部は回路方式に、初段差動・3段直結終段A級動作純コンプリメンタリーSEPP・正負2電源を採用しており、歪の低減と温度特性を向上させています。
また、厳選したNFB素子を採用しています。
カートリッジの性能をより発揮させるためカートリッジロード切換スイッチを搭載しています。
負荷抵抗と負荷容量をそれぞれ4種類選択でき、使用するカートリッジに適したロードが設定できます。
32ステップアッテネーター式を採用した4連ボリュームや、交互テープ複写ができる2系統テープ回路などの付属機構を採用しています。
EIA規格ラックにマウント可能なパネル設計となっています。
機種の定格
型式 | ステレオプリアンプ | ||||
回路方式 |
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入力端子 | Phono1、2(カートリッジ負荷容量4段切換つき) Tuner、AUX1、2、Tape Play1、2 |
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Phono最大許容入力(1kHz) | 300mV(歪率0.01%) | ||||
出力端子 | Tape Rec1、2、Output | ||||
高調波歪率(20Hz~20kHz) | Phono:0.01% Tuner、AUX、Tape Play:0.005%(2V出力時) |
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周波数特性 | Phono:20Hz~20kHz ±0.2dB Tuner、AUX、Tape Play:10Hz~100kHz +0 -0.5dB |
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SN比(IHF、Aネットワーク、 ショートサーキット) |
Phono:80dB Tuner、AUX、Tape Play:100dB |
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消費電力(電気用品取締法) | 10W | ||||
外形寸法 | 幅480x高さ142x奥行390mm | ||||
重量 | 7.7kg | ||||
EIU規格ラック取付ユニット | 3U |