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LHH A200の画像
 解説 

LHH A700の技術を継承しつつ表現力を持たせたプリメインアンプ。

低NFBハイスピード電圧増幅段を採用しています。
LHH A200では電圧増幅段を広帯域、小容量のバイポーラトランジスタ構成しています。これによりNFBをかける前の裸特性(オープンループ周波数特性)を500kHz(-3dB)と従来に比べて飛躍的に向上させており、それと共にNFBを最小限に留めることで動特性の大幅な向上とフラットな位相特性を獲得しています。

電流増幅段であるパワーステージとドライバーステージには高速スイッチング素子であるMOS-FETを採用しており、リニアリティを重視してシングルプッシュプル構成としています。そして、低インピーダンスドライブに徹することでスルーレート200V/μとオーバーオールでの超ハイスピードアンプを実現しています。
さらに、LHH A200ではスピーカーからの逆起電力の影響が初段に及ばない無帰還電流増幅段としています。これにより低負荷のみならず容量負荷に対しても優れた安定度を実現しており、通常のNFBアンプでは必要悪であった出力コイルを排除できており、動特性の一層の向上を実現しています。

ボリュームには電流ドライブ型低インピーダンスボリュームを採用しています。
この方式では信号電流がカーボン抵抗体や摺動子接点を通過しないため、音質劣化を最小限に抑えられています。

電源部には260VAの大容量EIコアトランスを搭載しています。このトランスは±別巻線、別整流とすることで変動に対する安定性を高めています。
さらに平滑コンデンサーには低倍率箔を用いたカスタム電解コンデンサーを多数並列接続することでローインピーダンス化とハイスピード化を徹底しています。
電源グランドには直径2.0mmのOFCバスバーを採用しています。

トップカバーには1.6mm厚鋼板、ボトムシャーシには2.0mm厚の銅メッキ鋼板を使用しており、高剛性化を図っています。
またヒートシンクには耐振性に優れたチムニー型を採用しており、これをトップカバーとボトムシャーシに連結することでシャーシの剛性を高めています。
脚部には3点支持方式の焼結合金製重量脚(点接地、面接地の選択可能)を採用しています。

徹底的に選びぬいたハイグレードパーツを採用しています。
±1%金属皮膜抵抗や高耐圧音響用電解コンデンサー、シルバードディップマイカコンデンサなどを採用しています。
また、黄銅削り出しRCAピンジャックやバナナプラグ対応の万力型スピーカーターミナル、金メッキ接点リレー等の高信頼性部品を採用しています。

別売りオプションとしてアルミ製サイドパネルや黄銅製ポイントベースがありました。

機種の定格
型式 パワーバッファーアンプリファイアー
定格出力 40W+40W(8Ω、20Hz~20kHz)
80W+80W(4Ω、1kHz)
入力感度/インピーダンス 450mV/10kΩ
周波数特性(1W出力時) 5Hz~350kHz +0 -1dB
出力帯域幅 7Hz~110kHz(20W/8Ω、両ch駆動時)
全高調波歪率 0.2%(8Ω定格出力時、20Hz~20kHz)
SN比 105dB(Aカーブ補正)
スルーレイト 200V/μsec以上
消費電力 160W
外形寸法 幅437x高さ110x奥行384mm
重量 13kg
別売 サイドパネル AS200(2枚1組、¥18,000)
ポイントベース PB3(3個1組、¥5,000)