オーディオの足跡

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MX7000の画像
 解説 

プロフェッショナル用に開発されたテープデッキ。

3モーター4ヘッド構成を採用しています。
また、ヘッドアッセンブリーはプラグインによって交換でき、好みの録音方式を1チャンネルから4チャンネルまで選択できます(シンクロプレイバックが可能です)

キャプスタンモーターには特別に設計された3スピードヒステリシスシンクロナスモーターを採用しています。

メカニズムのベース部にはアルミ合金を採用しており、耐久性を向上しています。

内部の回路はオールトランジスタ構成となっています。

MX7000には録音方式やヘッド構成等によって6種類のバリエーションがあり、そのうち4種類のバリエーション(MX7000-F、MX7000-H、MX7000-3X、MX7000-QX)は特別受注生産品でした。

機種の定格
シリーズ型式 録音方式 ヘッド構成 増幅器数
E R P P
MX7000-F フルトラック、モノラル F F F - 1
-H ハーフトラック、モノラル H H H -
MX7000-2S 2トラック、ステレオ 2 2 2 4 2
-4S 4トラック2チャンネル、ステレオ 4 4 4 2
MX7000-3X 3トラック、ステレオ 3 3 3 - 3
-QX 4トラッククォードステレオ F 4 4 - 4
型式 テープデッキ
テープ幅 1/4インチ
リール 最大10 1/2"
テープ速度 9.5cm/s、19cm/s、38cm/s
ヘッド 4ヘッド方式(ヘッド構成参照)
テープ速度偏差 ±0.2%以下
ワウ・フラッター 9.5cm/s:0.08%以下
19cm/s:0.06%以下
38cm/s:0.04%以下
キャプスタン 1キャプスタン駆動方式
3速度ヒステリシスシンクロナスモーター使用
リールモーター 高性能トルクモーター2個使用
入力信号(0dB=0.775V) ライン入力:-20dB/不平衡50kΩ
       (オプショントランスにより600Ω平衡可能)
マイク入力:-55dB/不平衡10kΩ
       (オプショントランスにより600Ω平衡可能)
※いずれもキャノンコネクター使用
出力信号 ライン出力:+4dB(0VU)/平衡600Ω
モニター出力:-3dB/不平衡10kΩ
※いずれもキャノンコネクター使用
アンプ部 オールトランジスタ構成
(ダイオード12個、ツェナーダイオード4個、トランジスタ27個、シリコン整流器(ブリッジ)2個)
各チャンネル独立方式
90L型録音入力、再生出力、バイアス電流監視用VUメーター付
録音安全スイッチ付
録音、再生高域周波数補正回路付
テストオシレーター内蔵
シンクロプレイバック回路付
総合周波数特性 9.5cm/s:40Hz~8kHz ±2dB
19cm/s:40Hz~15kHz ±2dB
38cm/s:30Hz~18kHz ±2dB
SN比 60dB(ピークレベルより)
シンクロ再生 50dB以上(ピークレベルより)
クロストーク 50dB以上(1kHz)
歪率 標準レベルにおいて1%以下
バイアス周波数 150kHz
テスト信号発生器 700Hz、10kHz
電源 単相100V/117V/220V/230V、AC、50Hz/60Hz
外形寸法 幅517x高さ790x奥行463mm
重量 約50kg
付属 リールクランパー(2個1セット)TW-661
クリーナーセット TY-502
リール厚補正シート(2枚組) TY-506
モータープーリー50Hz or 60Hz TC412-006A/B
フェーズランプ フェーズ3、ランプ1(FS-19-3A、FS-19-1A、HC-603A)
レンチセット TY-507
スプライシングテープ TY-504
付属品ケース TY-511
キャプスタンベルト TB-9146-12