
Ortofon Concorde DJ S
¥20,000(1996年頃)
解説
DJのスクラッチ専用に開発されたConcordeシリーズのMM型カートリッジ。
Concorde DJ Sは二重パイプ・カンチレバーなどの採用によって安定性を一層高めたヘビーデューティーモデルとなっています。
針圧をスクラッチ用としては比較的軽量な3gに設定しており、硬度な研磨を施したダイアモンド・スタイラスやアルミチューブ・カンチレバーによって充分な耐久性を確保しています。これによりレコードの損傷を抑えています。
ボディは18.5gとなっており、スリムなデザインはトーンアームと強固に一体化し、安定したトレースを可能としています。
また、カンチレバーや強力なダンパーとそれらの構造にも配慮を加え、バックキューなどの苛酷な使用に対しても十分に安定した動作を確保しています。
針先部分には蛍光プラスチックを採用しており、スポットライトの下でも容易に確認ができます。
機種の定格
型式 | MMカートリッジ |
出力電圧 | 6mV(1kHz、5cm/sec) |
適正負荷インピーダンス | 47kΩ |
トラッキングアビリティ | 80μm(@315Hz、水平) |
チャンネルバランス | 2dB以内(1kHz) |
チャンネルセパレーション | 23dB以上(1kHz) |
周波数特性 | 20Hz~18kHz |
針先形状 | 円錐 |
適正針圧 | 3g |
針交換 | ¥6,600(1996年頃) |
自重 | 18.5g |