ONKYO Integra T-4500
¥34,800(1975年頃)
解説
Integra GTシリーズのFM/AMチューナー。
フロントエンド部に低雑音FETを採用することで高感度を実現しており、3連バリコンと相まって大入力に強く、スプリアス妨害を充分に防止しています。
IF段には4素子リニアフェイズ型セラミックフィルターを採用しています。
MPX部にはPLL ICを採用しており、コイルを排除することでセパレーションの安定度が改善されています。
キャリアリーク-65dBに及ぶ高減衰度のローパスフィルターを採用しており、ノイズを低減しています。
出力回路には本格的な電源回路と2段直結出力回路を採用しています。
放送局のオーバー変調に対しても余裕をもった設計となっており、オーバー変調時にも音質の劣化がありません。
シグナルメーターとチューニングメーターの2メーター方式を採用しています。
FM75Ωアンテナ端子を搭載しています。
ミューティングやノイズフィルターを搭載しています。
AMバーアンテナを装備しています。
機種の定格
型式 | FM/AMチューナー |
<FMチューナー部> | |
受信周波数 | 76~90MHz |
受信感度(IHF) | 1.9μV(S/N 30dB) |
イメージ比 | 50dB(83MHz) |
IF妨害比 | 85dB(83MHz) |
S/N(IHF) | 70dB |
2信号選択比(IHF) | 60dB |
AM抑圧比(IHF) | 50dB |
キャプチャーレシオ(IHF) | 1.0dB |
歪率(400Hz) | stereo:0.4% mono:0.2% |
周波数特性 | 20Hz~15kHz ±1.0dB |
セパレーション | 40dB(1kHz) 35dB(100Hz~10kHz) |
出力電力(400Hz、100%) | Variable:1.2V Fixed:0.7V |
<AMチューナー部> | |
受信周波数 | 530~1,605kHz |
イメージ比 | 50dB(1MHz) |
IF妨害比 | 33dB(1MHz) |
S/N | 33dB(1mV/m入力) |
歪率 | mono:0.5% |
出力電力(400Hz、30%) | Variable:0.35V Fixed:0.2V |
<総合> | |
外形寸法 | 幅410x高さ143x奥行303mm |
重量 | 5.0kg |