オーディオの足跡

Integra T-445XGの画像
 解説 

種々な条件変化に対応する実動時の能力アップを追及したFM/AMチューナー。
RF2段切換、IF選択度切換、PLL受信モード切換、オートハイブレンドなどの自動/手動の受信モード選択を搭載することで、使用条件や電波状況に対応しています。

PLLの応答速度を2段切換にしてノンリニアな追随性能による歪の発生を抑えています。
スピーカーからの音圧など外部振動の影響を最もVCO(局発)には、機械的制振対策として、局発とシャーシを効果的に固定することで、歪の発生を抑えています。
また、バリキャップ(放送局受信素子)を2つ並列にして容量値を2倍にしています。これにより、強烈な音楽信号によりシャーシが振動して電気回路の容量がこまかく変動しても、回路の影響を1/2に低減しています。

検波器にはリニアトレーシングディテクターを採用しています。
L.T.Dには10.7MHzをダイレクトに検波する方式を採用しており、IF信号から90゜遅れた信号がリニアにIF信号をトレーシングして検波するクローズドループタイプであるため、S/Nを改善しています。

局発での2段シリーズバッファーの採用やRF2段切換などを採用することで、相互変調妨害特性を改善しています。

AM、FMランダムで20局メモリーや、プリセットスキャン、5局タイマープログラムなどを搭載しています。

Boost ON/OFF、IF Wide/Narrow、Hi-Blend ON/OFFなどの受信状態はインジケーターで確認できます。

機種の定格
型式 FM/AMチューナー
<FMチューナー部>
受信周波数
76.1MHz~89.9MHz
実用感度(75Ω/IHF) Boost on:0.9μV/10.3dBf
Boost off:4.0μV/23.3dBf
SN50dB感度(75Ω/IHF) 2.0μV/17.3dBf
相互変調妨害比(Wide/Narrow) ±1MHz 88dB/103dB
±2.5MHz 90dB/110dB
イメージ妨害比(83MHz) 90dB(Boost on/off)
IF妨害比(83MHz) 100dB(Boost on/off)
スプリアス妨害比 100dB(Boost on/off)
2信号選択度 Wide:60dB
Narrow:85dB
歪率
mono 400Hz: 0.0055%(Wide)
0.15%(Narrow)
stereo 400Hz: 0.008%(Wide)
0.4%(Narrow)
ステレオセパレーション
1kHz: 68dB(Wide)
45dB(Narrow)
100Hz~10kHz: 45dB(Wide)
40dB(Narrow)
AM抑圧比 Wide:62dB
Narrow:50dB
キャプチャーレシオ Wide:1.0dB
Narrow:2.0dB
SN比 mono:100dB
stereo:90dB
周波数特性 20Hz~15kHz、+0.2 -0.8dB
キャリアリーク -65dB
アンテナインピーダンス 75Ω不平衡
出力電圧(400Hz) 500mV(100%)
出力インピーダンス 1.9kΩ
<AMチューナー部>
実用感度 200μV/m(付属ループアンテナ)
イメージ妨害比(999kHz) 40dB
IF妨害比(999kHz) 57dB
2信号選択度(選択度±10k) 35dB
SN比 50dB(100mV/m)
歪率(400Hz) 0.3%
出力電圧(400Hz) 150mV(30%)
出力インピーダンス 1.9kΩ
<総合>
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力(電気用品取締法) 17W
外形寸法 幅435x高さ73x奥行368mm
重量 4kg