解説　

INTEC205シリーズの3.1chスピーカーシステム。

UWA-205は4chアンプ内蔵サブウーファーSWA-205と、3個の小型サテライトスピーカーシステムST-205Mをセットにした3.1chスピーカーシステムです。


ST-205M
低域には8cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板には独自開発のA-OMFを採用しています。A-OMFは天然繊維の風合いを音に反映させるOMFを改良したもので、剛性が高く振動減衰の早いPEN素材を用いたハイブリッド構造とする事でより理想的な振動板としています。

高域には2cmネオバランスドーム型ツィーターを搭載しており、100kHzまでの再生に対応しています。

エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
バスレフポート部には新開発のスリットダクトを採用しており、ダクトからの放射ノイズを低減させるとともにダクト内部での定在波の発生によるカラーレーションを低減し、円筒状バスレフダクト特有の現象を改善しています。
素材にはMDFを全面に採用しており、一般のパーティクルボードに比べて密度の高いMDFを用いる事で響きの改善を図っています。
外観はリアルウッドの突板仕上げが施されています。


SWA-205
ユニットには20cmコーン型ウーファーを搭載しています。

エンクロージャーの構造にはAero Acoustic Driveを採用しており、従来のバスレフ方式より量感とスピード感を併せ持つ低域再生を可能にしています。
また、ユニットをエンクロージャー下部に下向きに配置する事で4方向に低音を放射する構造となっており、Aero Acoustic Driveに採用されたスリットダクトともあいまって力強さとスピード感のある低音再生を可能にしています。


その他
別売りオプションとしてUWA-205サテライトスピーカーに対応したスピーカースタンドがありました。

機種の定格

<サテライトスピーカーST-205Mの仕様>
方式	2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁設計(JEITA)
使用ユニット	低域用:8cmコーン型 高域用:2cmネオバランスドーム型
定格周波数範囲	70Hz～100kHz
最大入力	40W
インピーダンス	6Ω
出力音圧レベル	80dB/W/m
クロスオーバー周波数	7kHz
キャビネット内容積	1.3リットル
外形寸法	幅101x高さ169x奥行136mm(サランネット、ターミナル突起部含む)
重量	1.0kg
その他	底面:60mmピッチ(縦)ネジ穴x2装備(径5mm、深さ12mm) 背面:ネジ穴x1装備(スタンド及び壁掛け金具用、径5mm、深さ12mm)
<4chアンプ内蔵サブウーファーSWA-205の仕様>
方式	アンプ内蔵・1ウェイ・1スピーカー・スリットダクト方式・フロア型・防磁設計(JEITA)
使用ユニット	低域用:20cmコーン型
入力端子	3.1chアナログ端子:1系統(サラウンドL/R、サラウンドバック、サブウーファー)
入力感度/インピーダンス	500mV/50kΩ(SL/SR/SB) 1000mV/50kΩ(SW)
実用最大出力	20Wx3(サラウンドL/R、サラウンドバック、1kHz、6Ω、JEITA) 60W(サブウーファー、100Hz、6Ω、JEITA)
サブウーファー周波数範囲	30Hz～150Hz
全高調波歪率	0.1%(5W出力時)
S/N比	100dB(stereo、IHF-A)
キャビネット内容積	15.7リットル
消費電力	68W(電気用品安全法)
外形寸法	幅236x高さ371x奥行394mm
重量	14.6kg
<その他>
付属	4chオーディオRCAピン+ミニジャックケーブル(3m) カラー対応スピーカーケーブル(8mx3) サブウーファー用コルクインシュレーターx4 サテライトスピーカー用コルクインシュレーターx12 サテライトスピーカー用壁掛け用取付金具x3 壁掛け金具取り付けネジx3
別売:UWA-205サテライトスピーカー対応スピーカースタンド AS-90HP1(1台、オープン価格(￥5,000前後))
外形寸法	幅250x高さ900x奥行250mm
重量	2.5kg