ONKYO R-4000
¥24,800(1台、1970年頃)
解説
ONKYOのローコストなラインナップにあったRシリーズのスピーカーシステム。
ローコストに仕上るために、様々な面で工夫がされています。
低域には25cmのコーン型ユニット、中域には12cmのコーン型ユニットを採用しています。
また、高域には指向特性の面で優れているドーム型ユニットが採用されています。
エンクロージャーは、密閉型とせず、単に円形の開口を設けるだけのセミ・バスレフとし、エンクロージャー内の背圧を抜く構造とし、密閉型に近いレスポンスを得ています。
材質は1級チップ・ボードで、ウォールナット仕上げとなっています。
ネットワークはLC方式のもので、700Hzと6500Hzでクロスオーバー周波数をとっています。
レベルコントロールは前面のバッフルに搭載されており、スコーカーとトゥイーターをそれぞれ単独で±6dB変化させることができます。
また、マルチアンプ端子を搭載しており、2チャンネルでも3チャンネルでも使用することが可能です。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:25cmコーン型 中域用:12cmコーン型 高域用:ドーム型 |
再生周波数帯域 | 45Hz~20000Hz |
定格入力 | 20W |
最大入力 | 40W |
インピーダンス | 8Ω |
出力音圧レベル | 98dB/W/50cm |
クロスオーバー周波数 | 700Hz、6500Hz |
内容積 | 40L |
外形寸法 | 幅310x高さ534x奥行260mm |
重量 | 12.5kg |