
ONKYO D-508E
¥40,000(1台、2006年9月15日発売)
解説
上級機の技術を継承した508シリーズのトールボーイ型スピーカーシステム。
低域には13cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板にはA-OMFモノコックコーンを採用しています。この振動板は素材にPEN繊維/アラミド繊維/コットンによる多層構造を採用する事で固く、軽く、固有音が少ない振動板の理想を追求したもので、その上で振動板全体を椀形状のモノコック構造に成型する事で剛性を高めています。
磁気回路には直径10cmのマグネットを採用しています。
高域には3cmリング型ツィーターを搭載しています。
リング型ではリング状の振動板の外端と内端の中間点にあたる円周を駆動ポイントにするバランスドライブ構造を採用しており、従来のツィーター振動板の課題であった分割振動を極小まで抑制し、正確なピストンモーション領域を可聴帯域上限とされる20kHz近くまで高めています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
バスレフポートにはアドバンスドAero Acoustic Driveを採用しており、スリット型ダクトによる独特の構造と技術によってノイズの放出と発生を抑えています。また、ダクトをエンクロージャー外部に配置する事でエンクロージャーの振動の影響を回避しています。
外観は天然木による突板仕上げを採用しており、手作業の工程で仕上げられています。
入力端子にはバナナプラグにも対応した真鍮削り出し金メッキターミナルを採用しています。
バイワイヤリングにも対応しています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型・防磁設計(JEITA) |
使用ユニット | 低域用:13cmコーン型 高域用:3cmリング型 |
周波数特性 | 35Hz~100kHz |
最大入力 | 150W |
定格インピーダンス | 4Ω |
出力音圧レベル | 82dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 2.5kHz |
キャビネット内容積 | 27.0リットル |
外形寸法 | 幅277x高さ950x奥行338mm |
重量 | 13.5kg |
付属 | スピーカーケーブル(2.5m) コルクスペーサーx4 |