ONKYO D-500 Liverpool
¥45,000(1台、1988年頃)
解説
アコースティック・ナチュラリティ(自然な音場表現)というコンセプトのもと、分解能やワイドレンジを強調するのでなく、自然な音づくりを目指したスピーカーシステム。
低域には18cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板にはピュアクロスカーボン振動板を採用しており、ダイアフラム構造の解析によって不自然な音の原因となるピークを取り除いて滑らかな特性を確保しています。さらにセンターキャップには布製センターキャップを採用しており、より自然な中低域再生を追求しています。
高域には2.5cmハードドーム型ツィーターを搭載しています。
振動板には超硬度チタンダイアフラムを採用しています。また、フレーム部にコルク材を貼り付ける事で反射を低減しています。
ネットワークにはケイ素コアのチョークコイルや高級フィルムコンデンサーなどのクオリティパーツを採用しています。また、セパレートレイアウト方式を採用することでネットワーク間の干渉を排除しています。
エンクロージャーにはリアバッフルにバスレフポートを設けたバスレフ方式を採用しています。
エンクロージャーの構造は高密度カスタムウッド材の側板で天板・底板と前後バッフルを挟みつける独自の手法を用いる事で違和感のない美しい響きを実現しました。
外観はウォルナットのツキ板によるリアルウッド仕上げとしています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁タイプ |
使用ユニット | 低域用:18cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 35Hz~45kHz |
最大入力 | 180W(EIAJ) |
インピーダンス | 6Ω |
出力音圧 | 90dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 2.5kHz |
キャビネット内容積 | 21.5L |
外形寸法 | 幅255x高さ449x奥行300mm(サランネット含む) |
重量 | 11.5kg |
別売 | スピーカースタンド AS-500H(2台1組、¥40,000) |