ONKYO D-202
¥30,000(1台、1991年頃)
解説
"cafe classics"と名付けられたコンパクトな2ウェイスピーカーシステム。
MID 4 Conceptを採用しており、ボーカルをはじめ、主な楽器の集中する4オクターブの帯域(100Hz~2000Hz)を1つのユニット(バイオクロスコーン)で再生することで、ボーカルや楽器の音色を素直に再現しています。
低域には16cmのコーン型ウーファーを採用しています。
コーンには、北極圏に近い高緯度で産出されたパルプに、結晶度の高いMFC(ミクロ・フエブリル・セルロース)を混抄したバイオクロスコーンを採用しています。
また、ウーファーの振動がユニットフレームやキャビネットに伝わる悪影響を防ぐため、ウーファーのアンダープレート部に、重量級ウェイトのアコースティック・スタビライザーを装着し、振動の影響を排除しています。
高域には2.5cmのソフトドーム型トゥイーターを採用しています。
ポリエステル繊維をベースに特殊材料をコーティングしてソフトドーム本来の高域再生能力に磨きをかけています。
マグネットは80φx40φx12mm、キャンセル用70φx32φx10mmのダブルマグネットを採用しています。
ネットワークには、ユニットごとに回路基板やパーツにいたるまで全て分割したIWN(アイソレート・ワイアリング・ネットワーク)を採用しています。
エンクロージャーはバッフルを4面ラウンドにし、音波の回折現象による音質劣化を抑え、音像の定位感や音場感を向上させています。
また、左右で対称設計を採用しています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁設計(EIAJ) |
使用ユニット | 低域用:16cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
再生周波数帯域 | 40Hz~30000Hz |
最大入力 | 80W |
インピーダンス | 6Ω |
出力音圧レベル | 89dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 2500Hz |
外形寸法 | 幅205x高さ327x奥行231mm |
重量 | 7.3kg |
別売:スピーカースタンド AS-200H(2台1組、¥20,000) | |
外形寸法 | 幅270x高さ503x奥行240mm |