
ONKYO MD-105FX
¥40,000(2005年4月25日発売)
解説
INTEC205シリーズの第4世代のMDデッキ。
MDの新フォーマットであるHi-MD Audioを含む全ての音楽用MD規格に対応しています。
Hi-MDでは従来のMDと同じサイズで大容量化を実現しており、リニアPCM録音による高音質録音や最長約34時間の長時間録音を可能にしています。
Hi-MDモードの録音には1GBの記録用Hi-MDだけでなく、従来のMDディスクもHi-MDフォーマット化して使用する事が可能です。また、従来のMDディスクを用いてMDLP(LP2/LP4/Mono)などのMDモードでの録音も可能です。
High Speed ATRAC DSPを搭載しており、従来の2倍の演算処理速度を実現しています。
また、24bitプロセッシングを採用しており、D/AコンバーターとA/Dコンバーターを含めATRACなどのデジタル信号処理の全てを24bit精度で行う事でクオリティを高めています。
オンキヨー独自のVLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)を採用しており、D/A変換時に発生するデジタル機器固有のノイズを除去しています。
VLSCでは一般的なLPFによる処理ではなくD/A変換直後の信号を基に新しいアナログ信号を生成する方式を採用しており、デジタルノイズの完全除去を実現しています。
デジタル録音ボリュームを採用しています。
32kHz/44.1kHz/48kHzに対応したサンプリングレートコンバーターを搭載しています。
MDのエディット機能を搭載しており、Erase/Move/Divide/Combine/Croupの操作が可能です。
また、リハーサル機能を搭載しており、Divide実行時に編集ポイントの確認が行えます。
マルチジョグダイヤルを採用しており、操作性向上を図っています。
アルミフロントパネルを採用しています。
デジタル録音レベル自動設定機能としてDLA Linkを搭載しています。
ワンタッチCDダビング時にCDに録音されている最大レベルを高速サーチし、MDへの最適録音レベルを自動設定する事が可能です。これにより複数のCDの録音した際にもピーク値を揃える事が可能です(この機能はピーク値を揃えるのみで、音量感を一致させる処理ではありません)。
※この機能はA-905FXとC-705FXを組み合わせた時に動作します。
トラック指定対応のワンタッチCDダビング機能を搭載しています。
※A-905FX+C-705FX、またはSA-907FX+DV-SP205FX組み合わせ時。
シンクロ録音機能を搭載しています。
※INTEC205シリーズのアンプとCDプレイヤー組み合わせ時。
INTEC205シリーズ以外との連動機能としてシグナルシンクロ録音機能を搭載しています。
文字入力にも対応したワイヤレスリモコンが付属しています。
また、システムコントロールリモコン連動機能を搭載しており、A-905FXとの組み合わせにより、A-905FX付属リモコンでの操作が可能です。
機種の定格
型式 | MDデッキ | ||||||||||||||||||||
録音方式 | 磁界変調オーバーライト方式 | ||||||||||||||||||||
再生方式 | 非接触光学式 | ||||||||||||||||||||
サンプリング周波数 | 44.1kHz | ||||||||||||||||||||
録音・再生時間 |
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周波数特性 | 10Hz~20kHz ±0.5dB | ||||||||||||||||||||
全高調波歪率 | 0.005%(1kHz) | ||||||||||||||||||||
S/N比 | 100dB | ||||||||||||||||||||
ワウ・フラッター | 測定限界以下 | ||||||||||||||||||||
入力 | アナログ:1系統 デジタル:2系統(光) |
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出力 | アナログ:1系統 | ||||||||||||||||||||
消費電力(電気用品安全法) | 13W | ||||||||||||||||||||
外形寸法 | 幅205x高さ76x奥行282mm | ||||||||||||||||||||
重量 | 2.4kg | ||||||||||||||||||||
付属 | ワイヤレスリモコン RC-601 光ケーブル(0.5m) RCAピンケーブル(0.6mx2) RIケーブル(0.6m) |