
ONKYO K-1000
¥120,000(1989年頃)
解説
Liverpool1000 Excellent Collectionシリーズのクイックリバースデッキ。
Liverpool1000シリーズはLiverpoolシリーズの高級モデルとして開発されました。
AIコミュニケーションシステムを採用しており、必要最少限のツマミだけをレイアウトしするとともに、ワンアクションで電源と再生を行う事が可能です。
カセットデッキK-1000ではドアオープン指令だけでデッキとチューナーアンプR-1000に電源が入り、テープをセットするだけで自動的にローディングされて再生を開始します。
オートスライドアップ・パワーローディングドライブ方式によりスムーズなカセット着脱を実現しています。
オート録音レベルコントロール機能を装備しています。
この機能はオーディオテープのタイプ別最適録音レベルやソースのピークレベル(自動録音レベル)を検知してコンピューターで最適値を分析・設定します。これによりS/N比のよい歪の少ない録音を可能にしています。
AARS(オートアキュレコーディングシステム)を搭載しており、CDのピークレベルを60倍速で検出し、その情報を受けて最適なレベルに自動設定して録音スタートをさせます。
メカニズムには4モーターフルロジックドライブメカニズムを採用しており、ヘッドベースにはダイカストヘッドベースを採用しています。
テープのどの位置からでも残り時間を検出・表示できるリアルタイムカウンターを搭載しています。
経過/残量時間切換、6分前自動リカルク機能を内蔵しています。
ドルビーHX-PROを搭載しています。
ノイズリダクションシステムとしてドルビーB/C NRを搭載しています。
ブロックリピートや飛越選曲機能を搭載しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
トラック形式 | 4トラック2チャンネルステレオ |
駆動モーター | DCサーボモーターx1 DCモーターx3 |
ヘッド | 録再:セレクテッドハードパーマロイヘッド 消去:フェライトヘッド |
ワウフラッター | 0.06% |
周波数特性(録音/再生) | ノーマル:30Hz~15kHz ±3dB/20Hz~16kHz ハイ:30Hz~16kHz ±3dB/20Hz~17kHz メタル:30Hz~17kHz ±3dB/20Hz~18kHz |
S/N比 | 58dB(3%THD、メタルテープ、Dolby out) DolbyBで約10dB、DolbyCで約20dB改善 |
外形寸法 | 幅451x高さ119x奥行376mm |
重量 | 8kg |