ONKYO CP-700M
¥41,800(1977年頃)
解説
                    プレイヤーベースとトーンアームに注力する事でプレイヤーとしての完成度を高めたレコードプレイヤー。
                    
                    駆動方式はダイレクトドライブ方式で、モーターには8極24スロットDCサーボモーターを採用しています。
                    また、ターンテーブルには1.6kgのものを採用しています。
                    
                    トーンアームには超精密仕上げの軸受部を採用しており、高感度で信頼性の高い設計となっています。
                    
                    カートリッジにはMM型カートリッジを採用しています。
                    
                    キャビネットにはデュアル積層キャビネットを採用しています。
                    これは上層はトーンアーム、下層はモーターをサポートする構造となっており、総合10.5kgの重量設計と併せて信号伝送系への有害振動を抑えています。
                    
                    
                    CP-700MとCP-700MRでは外観の仕上げが異なっています。
                    ページ上部の写真はCP-700MRで、CP-700Mではオーク調仕上げが施されています。
			
機種の定格
| 型式 | レコードプレイヤー | 
| <ターンテーブル部> | |
| ターンテーブル | 31cmアルミダイキャスト、1.6kg | 
| 駆動方式 | ダイレクトドライブ | 
| モーター | 8極24スロットブラシレスDCサーボモーター | 
| 回転数 | 33・1/3、45rpm(±2%微調整可能) | 
| ワウフラッター | 0.04%以下(WRMS) | 
| S/N比 | 60dB以上(JIS) | 
| <トーンアーム部> | |
| トーンアーム | スタティックバランスS字型パイプアーム | 
| 有効長 | 220mm | 
| オーバーハング | 15mm | 
| 針圧調整範囲 | 0~2.5g | 
| 付属機構 | 4Pコネクタ付き着脱シェル ラテラルバランサ マグネット反発式アンチスケーティング  | 
                    
| <カートリッジ部> | |
| カートリッジ | MM型カートリッジ | 
| 周波数特性 | 15Hz~20kHz | 
| 出力電圧 | 4mV | 
| セパレーション | 25dB以上 | 
| コンプライアンス | 10x10-6cm/dyne | 
| 適正針圧 | 2.0g | 
| 針先 | 0.5mil | 
| 交換針 | DN-33ST | 
| <総合> | |
| 外形寸法 | 幅452x高さ174x奥行374mm | 
| 重量 | 10.5kg |